少数派日記

社会派エロブログ、少数派日記です。

“安藤総理の少数派日記”

2519 暴露の季節

5/13-16 FB 投稿

おはようございます。

ある占い師によると、今年は、いろんな秘め事が表に出る年だそうです。
ベッキー乙武サンにはじまり、清原、バドミントン、野球賭博、舛添の税金泥棒、東芝、三菱の隠蔽、パナマ文書熊本地震も地下に隠れていたものが地上にと考えれば同類。

そして東京五輪招致の賄賂疑惑。
東北五輪なら大歓迎だけど、国民の財政を大逼迫させる東京五輪不要の持論は変わらず、これが原因で権利返納となればいいと真剣に願う。東京五輪の黒字経済効果なんて、一瞬のことで提灯経済評論家の悪質な報告。五輪後の施設維持費を計算に入れれば大赤字になることは、過去が証明してますね。
さて、己の秘め事も表面化しないように気をつけないと。

今朝は4時に起きて、締め切りすぎたゴルフ原稿をようやく校了

担当の安岡さん、遅くなってごめんなさい。
ゴルフ原稿の中で「宴もたけなわ」という下りが出てきますが、たけなわという字は酒が甘くて旨い(=酣)と書きます。宴会のピークと言う意味で、ユーミン的に言うと「次の夜から欠ける満月」の意。な〜るほどね。

で、私は奈々ちゃんと青春の坂道。長い坂を登る途中です。

奈々ちゃん57歳独身。まだまだチャンスあるな〜!

2518 5月9日のROSE

5/10-16 FB投稿

おはようございます。
青春ロマンス物語3 (お暇な人限定です)

「彼女、亡くなったみたいよ、知ってる?」
衝撃も動揺もありませんでした。
にぎやかな飲み会のあと、偶然、道ですれ違った共通の知人からの立ち話。

知人は、私と彼女の仲を知りません。
あり得ない、誰かと間違えている、あり得ない、そんな感情しかありませんでした。

知人と別れて地下鉄に乗る。
だんだんと電車の音が小さくなり、やがて消える。無音声の中で、見知らぬ大量の人間がスローモーションで動き、吊り革の自分が揺れる。

「あり得ない」「あり得ない」無意識につぶやく。自宅に戻り、水を飲むが眠れず。古い手帳を出し、彼女の電話番号を眺める。電話せず。

 

翌日。電話せず。確かめたくない。携帯の番号を押す指が拒絶する。
その翌日。前日と同じ。一日がなかなか終わらない。

 

話はその時から、数年前に遡る。彼女が、私の彼女でいたころの話。現在の私の自宅を、笹塚に建設中のころ。彼女と建設の進行具合を覗きに来た時のこと。彼女が言った。
「この近くに親戚が住んでるの。男の人と一緒にいるところ見られたら、困るの」
その時、どんだけ近くなの? すれ違うわけないじゃん? 自意識過剰か? と、口にはせず、そう思いました。

彼女の実家は老舗蔵元だから、酒屋さんに尋ねればわかるかもしれない。

尋ねたら、すぐにわかりました。

 

なんと、同じ町内。距離にして100メートルも離れていません。驚きでした。彼女の叔父さんの家。つまり長男である彼女のお父さんの弟(次男)の家で、その下の弟(三男)も同じ町内に。こんなことってあるんですね。

叔父さん宅の玄関先には、鮮やかな青紫の紫陽花が。何度も躊躇したけど、意を決し、ベルを鳴らす。留守だといい。
しかし、ドアが静かに開く。身を綺麗にされたご婦人が、私を玄関に招き入れる。先ほど見た紫陽花と同じ色の服を着た女性の写真が、額に飾られていました。
とても痩せていたけど、見間違うはずもありません。もう戻れない現実を、瞬時に全身が確認することになりました。

(つづく)

 

2517 母の日の昔

5/8-16  FB投稿

おはようございます。
五月の美空、母の日ですね。実家のお母さん、奥様に感謝のカーネーションとか贈られましたでしょうか?
私は贈りません。
幼き頃、母の日に小遣いを貯めてハンドクリームをプレゼントしたら「そんなものは欲しくない、それにお金の出処は私の財布だ」と言われました。一度だけではなく複数回です。

だから、この人に物を贈るという行為は、子供時代に終了です。

過日、そんな話を姉にすると、「え〜私も言われた〜」と、やはり同じことを言われたそうです。

とにかく超アマノジャク、ああ言えばこう言うで会話が成立しないので、母親との会話は必要最低限の事務的なことだけです。
そのくせ、よそ様から、いただいたり、贈ったりするのは大好きみたいで、旅行に行くと必ず10〜20人分のお土産を買う。

「そんなにど〜するつもり?」「ご近所さんに、いつも貰うばかりだから、お返し」よくわかりません。
テレビでお笑い芸人が派手派手衣装で登場すると「何であんな格好して出て来るんだ、もっと普通の格好すりゃいいのに、あたしゃヤダね、あんなの」と文句女王でもあるので、彼女の前で冗談でも言おうものなら、「お前はいつもそうやってふざけてばかりいるから、みんなに嫌われる」という羽目になるので、母親の前での冗談は高2以来封印です。
最近ではビリケンカフェのミッちゃん店長に「社長(私のこと)東京ではモテモテだらぁ?(三河弁=モテモテでしょ?)」と言われ「それほででもないけど、ガールフレンドなら3000人から5000人くらいはいるかな〜」という受け応えの会話を、たまたま母親に聞かれ「そんな、5000人もいるわけないだろう!そういう嘘ばかりついてるから、家族にも愛想尽かれるんだ」とマジ非難されました。

だから、実家では、ほとんどしゃべりません、怖くて怖くてね。
あ、以前奥さんに花を贈ったら「私はあなたのお母さんではありません」と苦情が来たので、奥さんへの花もそれ以来中止となりました。
皆様におかれましては、お母さま、奥さまとナカヨシコヨシでお願いいたします。

2516 少子化問題

5/11-17  FB投稿

おはようございます。
写真は午前5時半の東京・中野。

中野区は3セクで商業ビル(この中央のビル)を建て、そこに民間企業(キリンビール)を誘致して賃料ビジネス。さらに、早稲田、明治、平成帝京などのブランド大学も誘致して人気の向上に躍起。
「でも、区民にはぜんぜん反映されてない」とは中野区民の入院患者さんの吐露だけど、どこの区だって、住民税他がどれだけ、自身の生活と密着し、恩恵を受けてるかなんて、明らかな比較対象が無ければわからない。

昨日のK藤さん、同じ歳。でも娘さんはまだ中学生。
うちの子が2人卒業した世田谷の小学校、1学年1クラス、全校で6クラス、下の子のクラスはたった19人、山の分校レベルの生徒数。Kさんに聞いた、中野区の小学校は? 世田谷をさらに下回る1クラス13人。もはや、学習塾よりも少人数。

キリンビール明治大学もいいけど、子を増やす手立てがなければ、バリ不安定な砂上の楼閣。

これ、都内だけではなく日本国全体の課題。
結婚せず、セックスレスは若者の問題ではなく、そうさせた社会の問題。隣国中国では空前のベビーブーム。それはそれで無計画だけど、ベビー産業はウハウハのウッハウハ。
人口増加の爆弾は、のちに漏れなくついてくる食糧問題。資源と食糧の争奪戦、すなわち戦争。

結婚せず、セックスレス、しょーがねえやでは済まされぬ問題。富国強兵はまず産めや増やせやから。そして質実剛健
キリンビールも、明治大学も、3セクも、20年、30年後に、幽霊ビルになっては意味がねえ。

2514 平成芭蕉俳句集

5/10-17     警察病院の請求書編

「要らないよ こういう紙は 要りません」 平成芭蕉

「こんなもの ヤギに食わせて あげましょう」平成芭蕉
「足よりも もっと痛いぞ この紙は」 平成芭蕉
「行きずりに 持たせてやろう 冥土まで」 平成芭蕉
「請求書 ホステス代も 含まれる?」 平成芭蕉
「タダ飯と 喜んでいた オレがバカ」 平成芭蕉
「トンズラは できないところ 警察だ」 平成芭蕉
「フトコロが 痛いと泣くよ 請求書」 平成芭蕉
「外は雨 心土砂降り 火の車」 平成芭蕉
「痛み取れ 晴れた心に 積もる雪」 平成芭蕉
「いつかオレ 倒してやるぞ 請求書 」 平成芭蕉

5/11 仮釈放編

「締め出され ビルの谷間で 吸うケムリ」 平成芭蕉
「タバコより 母のおっぱい 吸うがよい」 平成芭蕉
「久々だ カレーにナンは 美味しいね」 平成芭蕉
「カマボコだ 朝からなんと 贅沢な」 平成芭蕉
「見てごらん あれが愚かな 人間よ」 平成カワウソ

夕食編

仮釈放はいいけれど〜⁉️

「サバベント 4軒回って 見つけたよ」 平成芭蕉
「悲しいか 自宅でベント 切なかろ」 平成芭蕉
「眼に青葉 鯖は何いろ 涙いろ」 平成芭蕉
「帰れない 帰りたいけど 飯はない」 平成芭蕉
「飯なんか 無くても生きろ 男なら」 平成芭蕉
「コロッケは おいもじゃないよ ポテトだよ」平成芭蕉
「サバ食えば カラダ全身 ジンマシン」 平成芭蕉
「寂しさは 納豆かければ 忘れるさ」 平成芭蕉
ゴハンなら エベレストでも 出てこない」 平成芭蕉
「カワウソも 晩飯ないよ 同じだよ 」平成芭蕉
「晩飯が そんな欲しくば 務所に行け」 平成芭蕉
「私なら 生きてみせます 鯖弁で」 平成芭蕉

5/12  朝食編

おはようございます😃

「朝食は 紙の上だよ パンパパン」 平成芭蕉
「古くても パンはパンだよ ドンクだよ」 平成芭蕉
(1ヶ月以上前のパンですが防腐剤タップリ問題なし)
「浪人生 インスタントは トモダチだ」 平成芭蕉
(深夜放送とインスタントコーヒーは受験生の思い出)
「この歳で インスタントは ワイルドだ」 平成芭蕉
「メキシコと トルティーヤが好き ガブリエラ」 平成芭蕉
(トルティーヤを食べると可愛いメキシコからの留学生ガブリエラを思い出す)
プロテイン 細胞増やせ 今朝も飲む」 平成芭蕉
「青チーズ カビじゃないよの カビだけど」 平成芭蕉
「冷蔵庫 野菜は全部 腐ったよ」 平成芭蕉
「警察よ いつも朝食 ありがとう」 平成芭蕉
「据え膳は 普通じゃないよ 異常だよ」 平成芭蕉
「据え膳は おばんじゃないよ ナースちゃん」 平成芭蕉
「葬式で 流す曲にも 金払え」 平成ジャスラック
「黒い粉 湯呑みで飲めば 和食かね」 平成芭蕉
「五十六よ 男の修行 ドンと来い」 平成芭蕉
「青カビに ビビる私は 青二才」 平成芭蕉
「警察で 絶対出ないよ 青カビは」 平成青チーズ
「滲まない 紙ナプキンに 青インク」 平成海を見ていた午後

止めてくれ 誰か止めろ このオヤジ 平成懇願

 

 

2513 警察病院記25

5/10-17  FB投稿

「隣人が 退院するよ おめでとう」 平成芭蕉

 

2週間、隣のベッドで寝食を共にした盟友のK藤さん、めでたく本日退院。おめでとうございます。
2週間と言っても、口を聞いたのは、ここ3日、最後の3日間。
というのも、カーテン隔てた向こうとこっち、互いに聞こえてくるのは「痛い」もしくは「痛み止めください」と唸り声のみ、名前も顔も知らぬ10日以上。深夜の病室は互いの茄子呼び(ナースコール)で目が覚める、というか、互いにほとんど寝れないので、寝返りでベッドをきしませ合戦。

3日前、Kさんからの声がかかる「はじめまして」。同じ歳、同学年、話が合う、元証券マン。互いに情報交換、電話番号も。

過去の話、バブル時期。上顧客との個人取引で損失を出し、補填する社員も複数いたとか。Kさんの知る限り、最高2億円の損失を個人負担せざるを得なくなった同僚もいたとか。是非はともかくサムライの世界ですね、腹を召す覚悟、きょうび、そんな度胸者は見かけない。小さなサラリーマンかプロのペテン師の両極端。

看護師のEちゃん、チミだけだよ、「今朝はこちらで召し上がりますか」と配膳を病室からサロンに運んでくれるのは。これ本来ならルール違反。おまけにシャッターまで押してくれる。
チャンカワイじゃないけど「惚れてまうやろ〜」
「チミの旦那さんになるヒトは幸せやろな〜」
「もらってくれるヒトなんていますかね〜?」
「おるおるおるよ〜」
その先の言葉は飲み込んだ。我ながら節制の効く歳になったのか?Kさんが笑う。

 

「あけぼのの 霞の向こう 人がゆく」 平成芭蕉