少数派日記

社会派エロブログ、少数派日記です。

“安藤総理の少数派日記”

340  尖閣デモ報道されず

昨日10月2日、東京で行われた(であろう)反中国、反日本政府の抗議デモ。病院を抜け出し、衛星中継が見れる店でNHKをつけ、粘ったけど報道されませんでした。ネットニュースにも一行も反映されていない。ネットの書き込みによると参加者2670人。署名活動でもしたのだろうか、本当だとしたら律儀なカウントだ。
同じく、書き込みには「海外メディアは取材に来たのに、どうして日本のマスコミは取材に来ないのか」「日本にもメディア規制があるのか」「日本のマスコミは中国に配慮のしすぎ」云々という書き込みがありました。
これは客観的に見て、単なるデモ主催者ならびに参加者とマスコミの温度差によるもので「報道規制」とかの類いではないと断言します。
参加者2670人のデモってどんな感じでしょうか?参加された方には敬意を表したいと思いますが、例えば東京ドームが満員で5万人、国立競技場で6・5万人、浅草のサンバカーニバルで10万人。
数の原理で主催者や参加者の熱い思いがマスコミに届かなかったということです。
つまりデモ参加者2670人は極めて「少数派」ということで処理されニュースにならない・・・というだけの話なんです、実は。
さりとて、ただネット告知だけで急遽集められただけなのに、憂国の士が3000人近くも集まったという点で、僕は嬉しく思います。少なくとも、僕と同じ考えで何とかしたいと思う同志が3000人はいたということは、僕の中ではもう「少数派」ではありませんから。
マスコミなんてこんなもんです、という話を書きます。
ここにたまたまですが2010年9月10日付けの朝日新聞があります。社会面の一番下の欄に「中国漁船船長を送検」と小さな見出しでわずか13行の共同通信配信ベタ記事が掲載されています。
そして同じ日付けの社会面の約半分を裂いた7段抜きのメイン記事は「山形のさくらんぼ小学校校名変更へ」というドでかい見出しです。殺人事件でも昨今ここまで大きな扱いはしません。
記事の内容を読んであ然とするしかありませんでした。さくらんぼ生産日本一の山形県東根市で来春開校予定の小学校で校名を市民公募した結果「さくらんぼ小学校」に決まった。ところがネット検索したところすでに「さくらんぼ小学校」というエロサイトが存在したため校名を変更するのだという。
もう勝手にしてくれだ。発行部数でのみいえば日本を代表するであろう「朝日新聞」という大マスコミがこんな程度です。松本人志の「すべらない話」でも100%すべるようなネタですもんね。
朝日新聞を先頭に日本の脳足りん浅知恵マスコミが先導して「ネット社会が云々」「エロサイトがどうした」と国民の思考を「さくらんぼ小学校」に集中させている間に尖閣諸島はまんまと中国に持っていかれたわけです。菅や仙谷もさぞや「さくらんぼ小学校」問題を国家の一大事だと翻弄されていたことでしょう。
中国の見解は領海侵犯で日本に拘束された漁船船長が無罪になったのだから、もうここは中国の海域。今後自由に漁業が営める、つまり海底油田の発掘も自分の海域だから、日本こそが領海侵犯だという論理です。
大衆論しか取り上げないバカ新聞、誰もが酒場で語るような一般論しか言えない勉強不足バカ丸出しのエセ評論家しか起用しないバカテレビ局。国民総平和ボケ化させた特A級戦犯は間違いなくアホマスコミなのです。
僕らはすでに、鉄砲を胸に突きつけられているのですよ。どうか認識してもらいたい・・・。