少数派日記

社会派エロブログ、少数派日記です。

“安藤総理の少数派日記”

389  2010ドラフト会議

2週間ほど前、ヤクルトの某スカウトから聞きました。
「うちは斎藤でいかなくちゃいけないんだよ・・・」
意味深発言「いかなくちゃいけないんだよ・・・」。4年間、ヤクルトの担当させていただいたのでわかりますよ。荒木大輔のときもそうだった。長嶋一茂のときもそうでしたよね。斎藤佑樹、神宮の星、ヤクルトスワローズ・・・いいじゃないですか。日ハムはイメージ外でしたね。
人材に余裕のあるチーム・読売はドラフトはたった4位までの最少指名。逆に育成で最多の8名を指名。上手いことやりましたね。
逆にピンチの球団・横浜はドラフトで最多の8名を指名、育成は1名のみ。ここで無駄金を使うところにも経営不振の一因があると見ました。
我がドラゴンズは5位まで指名して育成はゼロ。まあそれはいいとして、ここから先はいつものように落合批判です。
確か2年前のオフシーズン、名古屋の球団事務所を訪ねた後に、エレベータの前で某スカウトと出くわしました。僕がドラフトの成果を訪ねると彼は怪訝な顔をしてこう答えました。
「結局これが(親指を立てて)勝手に決めちゃうからね。俺たちなんて出番がないんだよ。前日とか入念にスカウトミィーティングとかやっても当日になってころっと事前の連絡もなしに変えられちゃうんだからね・・・」
「マジですか・・・?」
「そうだよ・・・」
これ(親指)とは当然落合のことだ。もっとひどい話も聞いたがドラフトの契約金にも及ぶ話なので、まだ書けない。ドラフトだけでなく、西武から大量の選手やコーチ、スタッフの獲得にも、どうやら巨額の裏金が動いているという濃厚な噂もある。出入り業者の選択権まで落合の管理下にあるということが、どういうことか、みなさま、理解できるでしょうか?
江川事件に始まり、ドラフト会議は選手たちにとって、まさに運命の分かれ道。
過去にドラゴンズはダルビッシュイチロー、工藤、槇原など獲得可能の大物を取り逃がしている。ドラフトではないがブライアントの例もある。ドラフトはスカウトたちの心理合戦と究極の組織ぐるみの頭脳戦あっての、その上でのクジ引きだ。たまたまの「運」だけでは片付けられない何かが存在する。
今年のドラゴンズの指名はどのようにして決められたのか、まだわからないが、恐らく親指ヤローの言いなりに違いない。大金がからむことに興味がつきない御方ですから。