少数派日記

社会派エロブログ、少数派日記です。

“安藤総理の少数派日記”

400  喫茶店設立状況35

5時間と43分延長15回日本シリーズ史上最も長い中日VSロッテ戦を、世界一無口な解説者・野茂英雄に付き合ってしまった。あ〜眠い。試合途中で何度もうつらうつらしてしまいました。
昨夜は最後の追い込みで5時就寝。よほど疲れたのでしょう、寝る前に育毛剤を髪に振りかけるのですが、キャップを全部外してしまい、ドバッと大量流出してしまい、その液が左眼に侵入。痛いのなんの。すぐさま風呂に駆け込み、パジャマのまま頭からお湯をかけ、目を洗浄。バッカ丸出しで眠気が一気に吹き飛びました。
睡眠2時間半で7時30分に起床。朝食抜きで、すぐに作業。とりあえず、本日の試食会のデザート(杏仁豆腐)つくり、アムウェイ浄水器の取り付け、掃除・・・と時刻はあっという間にオープン予定の11時30分。
スタッフのOさん、Hさんも時間通りに駆け付けてくれ、全員、すべてが初めての思考錯誤の作業。何の下準備も、シュミレーションのためのシュミレーションもなくぶっつけ本番。こんな状態で上手くいったら、地球上のすべての人が誰でも喫茶店を開業できると見た。
気がつけば、ランチに出す醤油もソースも珈琲に入れる砂糖もミルクもない。用意した箸はシールをはがした部分がべとべとで使えない。Oさんが携帯電話を取り出し「ごめ〜ん、割り箸も買ってきて〜」。電話の先は試食に来てくれたお客さん。ソースを買いにヨーカドーまでお使いに行ってもらうという始末。
ランチの味はまあまあだったが、ただ値段設定はやはり厳しい見方をみなさんに指摘された。デザートやサービスの珈琲はカットしてでも、値段を安くした方がリピートしやすいとのこと。こういう生の声が聞きたかった。
それにしてもOさん、Hさんの活躍ぶりは僕の予想をはるかに越えた。さすがベテラン主婦だ。動きに寸分の無駄がない。この状況で本当にそつなくこなしてくれた。あたふたするしかできない僕を見かねて、途中から姉もヘルプに参加。まあ、練習だからいいものの、当然この状態では本番は無理。しかし、要るもの、要らないがはっきりした。僕の集めた食器など「これは使えないから」とその多くが段ボールにつめられ倉庫行きになった。とほほ・・
彼女らが切り盛りしてくれれば、何とかなる。これで安心して上海に行けるのだが、2人ではきつい。僕がここに居る間はスタッフのスカウト活動が中心となりそうだ。
疲れ果てて経費の伝票をまったく整理していない。一番大事なことなのはわかっているが、億劫だ。まだ準備することは大量に残っているが、開店までカウントダウンあと4日。「完璧」など常に求めない僕だからゆるゆるのフンドシで「見切り発車」します。
もしこのブログを見て、当店(新安城レトロカフェ・ビリケン)に来られる方がおりましたら「絶対に過大な期待はしないでください」。ゆるゆるのお店なんです。
「こんなんで、お店やっていいの?」と言われそう。まだ看板もないので、とりあえず、僕が段ボールに店の名前を書いて入口にガムテープで貼っておきました。