少数派日記

社会派エロブログ、少数派日記です。

“安藤総理の少数派日記”

414  夢判断

年に4〜5回、夕方になっても覚えている強烈な夢を見る。そんな夢を僕は書きとめている・・・という内容を以前「NO311・広州の嵐・2010/9/9」に書きました。今朝、そんな夢を見たので書きます。特に意味はありません。お忙しい方はスル―してください。
登場人物の年齢から推察すると時代は20〜30年ほど前。場所は、僕が小中高の12年間を過ごした、安城市の井畑団地の六畳の畳部屋。僕は四角い座卓であぐらをかきご飯を食べている。座卓は質素なもので、新聞やら、郵便物やらが散乱している。僕は茶碗でご飯をかき込む。おかずは小鉢が4つ。中身はキュウリの漬物しか覚えていないが質素なもの。なぜか僕の対面には食事を終えた江村電器さんが座っていた。江村さんは当時から我が家に出入りしていた電器屋さんで、父親が懇意にしていた人で、よく家で食事したりしていたので違和感はなかった。それも若き日の江村さんだった。
「じゃあ、帰ってみえないみたいですからそろそろ帰りますわ」と江村さん。どうやら江村さんは親父の帰宅を待っていた様子。僕と母親が玄関の外まで見送ると、西側からふらふらと親父が歩いて帰ってきた。
ここで違和感が4つ。まず玄関の位置が東西逆転していた点。ニつめは必ず車で東側から帰宅する親父が西側から徒歩で帰宅した点。三つ目は玄関前の駐車場に敷かれた砂利石の色が青から白になっていたこと。四つ目は眼鏡をかけない親父が眼鏡をかけていたこと。服装は普段のジャケット姿にネクタイでした。
「あら、ウチでやるんじゃなかったんですか?」という母親の問いかけに「ウン、もうよそで済ませてきた。あれ、石が白になってる」と答える親父。会話はこれだけです。
玄関のノブに手をかけたまま、内側から半身だけ身を乗り出した僕は二人のやりとりをぼんやり眺めていた。根拠はないが、感じたことは二つ。ひとつは「誰かの葬式があったのかな?」ということ。もうひとつは「あれ、砂利石を白くしたのは親父自身じゃなかったのかな?」ということ。ちなみに江村電器さんの姿はもうない。
ここで、白のコンシェルジェに起こされる。「安藤さん、点滴のお時間ですよ・・・」。先週金曜日から、僕の左腕に固定されたままの管にコンシェルジェがスッと針を入れる。白い液体がぽたりぽたりと僕の血管の中に浸透して行く。外はまだ暗い、カラスたちもまだ闇の中だ。僕は現(うつつ)から再び夢の中へ落ちていった。(つづく)