少数派日記

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“安藤総理の少数派日記”

423  自衛隊は暴力装置7

11月19日付、産経新聞2面記事より
=「毛嫌いされ悲しく、むなしい 現役自衛官」=見出し
仙谷由人官房長官発言で国防の第一線に立つ現役の自衛官からは、怒りや不快感、失望の声が上がった。
陸海空の自衛官に最高位に折木良一統合幕僚長はこの日の会見で「国会の議論h整斉(せいせい)とやっていただいていると思うが、われわれとしてはやることはきちんとやっていくということ」と述べ、任務に徹する考えを示した。
一方30代の男性航空自衛官は「官房長官たる人がいくら撤回したとはいえ思想の中で『暴力装置』だと思っていることが非常に残念。(謝罪して『実力組織』と)言い換えても思っていることに変わりない」と怒りをあらわにした。
50代の男性陸上自衛官は「本音の部分ではいろいろ思うところはあるが、制服組なので政治的発言は控えたい」と前置きした上で「国会で答弁が行われている間も、われわれは山の中に入ったりして訓練している。それは何のためかといえば国の平和と安全を守るためだ。命を賭(と)して国を守っている自衛官への発言として、いい気持ちはしない」と切り捨てた。
陸自に所属する30代の男性自衛官も「『暴力装置』とはマイナスイメージの言葉で社会悪のようなイメージ。まるで自衛隊は存在してはダメだと言いたげだった。おそらく自身の経歴からにじみ出た軍隊観だと思うが、一国の官房長官にここまで毛嫌いされているのかと思うと、悲しいし、むなしい」と肩を落とした。
また、ある自衛隊幹部は「官房長官は『実力組織』と言い換えているし、言葉の問題だけに目を向けるのではなく、冷静に受け止めるべきだ」と一歩引いた見方を示した。
(安藤注釈=もし、身近に軍人、あるいは元軍人のご家族、知り合いが居ましたら、ぜひナマの声をお聞きください。私は何人も聞きました。みなさん、開口一番「ヒドですよね」です)