少数派日記

社会派エロブログ、少数派日記です。

“安藤総理の少数派日記”

443  悲しみの作文

もうこのような原稿は読みたくありません。11/24付産経新聞21面。
「家族に遺品を返却ー小6自殺1カ月ー校長ら自宅弔問」(見出し)
学校でいじめを受けていた群馬県桐生市の新里東小6年、UAさん(12)の自殺から1カ月となった23日、同小の岸洋一校長らがUさんの自宅を弔問に訪れ、学校が保管していた遺品を家族に返却した。返却されたのは、受業で作っていた黒のエプロンや、6年生になって書いた作文3点など。
そのうちの「お父さんいつもありがとう」と題した作文には、父Rさん(51)と遊んだ思い出や「ここまで育ててくれてありがとう」との言葉が書かれていた。
作文を読んだRさんは「これからも育ててあげたいのに。もっと成長した姿を見たかった」と記者団に話した。
1カ月が経過したことには「こんなにも悲しいものなのか。学校は、A子がいじめで自殺したことを早く認めてほしい」と訴えた。
(安藤注釈=いじめだけが自殺の原因なのか、この記事と一連の報道だけではわからないが、いじめが大きな原因だったことは間違いない。学校側が認めないのは、対象となる児童への配慮なのか、それとも単なる学校側の保身なのか、もしくはその両方なのか。いずれにせよ、理由を明らかにしない時点で、故人と遺族への誠意はとうてい感じられない。お父さんが、たまたま僕と同じ年齢なのは記事ではじめて知ったが、それだけに忘れられない悲劇になりそうだ。この悲しみをブログに残したのは、読者の方々にも、この悲劇を深く感じていただき、もう一度ブログの内容に着目していただきたいからだ)