少数派日記

社会派エロブログ、少数派日記です。

“安藤総理の少数派日記”

445  超える力

NO445。好きなナンバーです。その記念に過日、アムウエイの小泉幸仁ダイヤモンドDDにいただいた素敵なメッセージをみなさんに贈りたいと思います。
「変えられないものは超える!」
全ての迷いは、変えられないものを変えられると誤解したところにあります。真の成長とは変えられないものを受け入れていける落ち着きを持とうとするところから始まります。むろん、変えられるものは変えたらよいのです。
しかし、どうあがいても変えられないものがあります。苦しみは変えられないものを変えようとしたときに起こります。
例えば大切な身内を亡くしたとします。この悲しみは変えようがありません。ならば一体どうするのか。
超えるのです。
子供が不登校になった。その状態は簡単には変わりません。では、どうするのか。子供を変えようとするのではなく、その状態を超えるのです。
その不安な気持ちは変えられないということを潔く受け入れる。即ち、その不安な気持ちを変えようとするのではなく、超える。変えられないものを変えようとしたとき、本来自分が為さねばならないことに手がつかなくなります。
さらに例えれば、肌の色の違いだけで差別されてきた人たちが世界には大勢います。その人たちはもの心ついたときから、単に肌の色の違いだけで様々な不利益を被ってきました。しかし、そうした差別や不利益を跳ね返して立派に成功していった人たちが沢山います。そうした人たちは肌の色の違いによるいわれなき差別を変えたら成功したでしょうか。
私は違うと思います。彼らはその差別を超えたのです。肌の色を変えようとしたのではありません。肌の色を超えたのです。ここに人間進化の根源の力があります。状況は簡単に変わりません。
この感覚が理解できたとき、今の思うにまかせないその状況が、自分自身の未来を切り開く「人生の最前線」に変わります。変えられないものを変えようとするのは、できない理由をつくっていることにつながります。
その状況を超えようとしたとき、はじめてその状況に関係なく、為すべきことを為していこうとする落ち着きを取り戻すことができるのです。
(2010/11/14 小泉幸仁 名古屋にて)
この配信メッセージを読み、僕はさまざまな重荷から解放されたような気分になりました。ことに対人関係においては、それぞれの価値観が違うので、相手の気持ちを変えることは誰しもが困難だからです。
分厚く高い壁の向こうに何があるのだろうか?もしそれが透明の壁で、向こう側が見えていて、それが魅力的なものだとしたら、なんとしてもその壁を超えてやろうという勇気も湧いてきます。しかし、その先に何があるのかわからない壁でも超えなければならないシーンに遭遇します。時としてその先が見えている場合もありますが、それが本当に価値のあるものかどうかは、また別の次元も問題でしょう。
いい例が浮かびませんが、「サスケ」のチャレンジャーが、何度、沼に堕ちても、また次のステップに進むために難関を超えていく、そんなイメージを抱きました。
そしてコブクロの唄も脳裏でシンクロしました。
「てっぺんが見えないほど高い フェンスの向こう側に 夢だけ先に
放り込んで よじ登る・・・」(風見鶏 より)
超える力・・・。