少数派日記

社会派エロブログ、少数派日記です。

“安藤総理の少数派日記”

456 第三次世界大戦2

快晴の日曜日、東京の朝。僕はパソコンで中島美嘉のハスキーなバラードを穏やかに聴きながら、この原稿が遺稿にならなければいいのだが、と願いながら、西の空に祈りを捧げている。
いよいよテポドンが飛んでくるぞ、北朝鮮から・・・。それが、非現実的な仮想であって欲しい・・・と誰もが思い、そんなバカな・・・と一笑する戯言(たわごと)であれば、と願いたい。
しかし、それはあくまで、我々日本人の考えだ。北朝鮮の考えが、必ずしも我々と同じと想像するには危険すぎる。実力行使にはそれなりの前兆があるが、それはお互いの価値観により、沸点の温度差は当然違う。だから我々にはそのような認識はまるでない。しかし、現実問題として、平和ボケ日本と常時臨戦体制の北朝鮮とでは、軍事意識のレベルには天地の差があると捉えるのが常識だろう。つまり、北朝鮮からテポドンという、一足早いクリスマスプレゼントが飛んで来ないという保証は100%ではないということだ。
マスコミが報道で「北からミサイルが来る可能性があるので、国民は気をつけろ・・・」とはさすがに言えんだろう。いたずらに混乱を招くばかりで、それこそ北の術中にまんまと・・・という感じになるからだ。しかし、敵は腹をすかした狼であることを忘れてはならない。餓死するくらいなら、刺し違えてでも・・・という考えが相手側の根底にある、と考えるのが狙われる側には危機管理として必要だ。破れかぶれ、玉砕覚悟で北が日本にテポドンを打ち込む危険性が0%でない限り、少なくとも民間レベルでの緊張も必要になる。自分を餓死寸前の北側の立場に置けば、分かりやすい。最早、善悪を問う段階を通り越しているのだ。
NO477「第三次世界大戦1」(11/25)ではマスコミ目線の北の攻撃理由を簡単にまとめましたが、次回はきょう(11/28)にもテポドンが日本に飛んで来る、物理的根拠を書きます。(つづく)