少数派日記

社会派エロブログ、少数派日記です。

“安藤総理の少数派日記”

498  化けの皮4

その後、タイガ―に心境の変化がおとずれる。やはりルリ子の存在だった。
もちろんまだ、タイガ―と伊達直人が同一人物であることは知られていない。ハウスのケンタ少年がタイガ―に憧れて「不良」になって困っているとルリ子が言うのだ。そんなルリ子の涙を見て直人は決心した。悪役レスラーを辞め、正統派に転向しよう・・・と。
ここから皆さんの記憶が甦り、普通のタイガ―マスク伝説がはじまる。虎の穴が送る数々の刺客は数知れず。中でもアマゾンからやってきたザ・ピラニアンとのピラニアデスマッチは、小林まことの「1、2の三四郎2」でも美鈴拳VS東三四郎のピラニアデスマッチで再現されている。
虎殺しのタイガ―でも、ルリ子さんへの思慕にはかなわない。日本中の青少年男子はこれを見て「愛欲」の強さを知る。知り合いにRKという男がいる。この男は虎を猫に見た立て殺したことがある。やはりタイガ―マスクに洗脳されていたのだろうか?どうでもいい話だが、思い出したので書いておく。
タイガ―マスクの2つの物語はここからほとんど同じストーリーを歩む。そして大きな違いはクライマックスのシーンだ。長かったがここでようやく本ブログのタイトルの「化けの皮」にたどりつく。
原作ではタイガ―マスクは交通事故で死ぬ。子供を助けようとして自らがダンプカーにはねられ即死するのだ。ただその前に背広のポケットにあった、タイガ―マスクをドブ川に投げ捨てる。伊達直人が静かに死ぬように、タイガ―マスクはよどんだドブ川にゆっくりと沈んでいく。誰にも見られないように・・・。
直人の死後、タイガ―マスクも消えてしまうが、ハウスではまだ誰も直人とタイガ―が同一人物であることに気がつかない。いや、唯一ルリ子だけが、気がついていたというような思わせぶりのエンディングとなる。(つづく)