少数派日記

社会派エロブログ、少数派日記です。

“安藤総理の少数派日記”

499  化けの皮5

というわけで、もうひとつのタイガ―マスクアニメ版結末。こちらは再放送で何度も繰り返されているので有名だ。タイガ―は虎の穴史上最強の卒業生なので、どんな刺客を送っても結局、タイガ―にはかなわない。というわけで、いよいよ虎の穴の総帥がタイガ―撲殺に登場する。これは原作にはない。総帥は「タイガ―・ザ・グレート」と呼ばれ、シルバーのタイガ―マスクをつけ、メチャクチャ強い。マスクを外すと紳士の顔をして常にコニャックをくゆらしている。タイガ―をコントロールできなかったマネジャーのミスターXも総帥によって暗殺させれた。
そして最終回。いよいよタイガ―対タイガ―・ザ・グレートの試合が組まれる。日本中の青少年及びプロレス関係者、ボクシング関係者を除く格闘技関係者が水曜日7時、テレビの前に釘付けとなった。ボクシング関係者は同じ時刻に裏番組で矢吹丈(丹下拳闘倶楽部)VS力石徹(白木ジム)を放映していたため、そちらにチャンネルを合わせた。
さて注目のタイガ―対決だが、試合はスピード、テクニック、パワーの全てに勝るタイガ―・ザ・グレートが一方的にタイガ―を苦しめる展開に。しかも反則技を封印していたタイガ―はグレートの最高レベルの反則にも対処できず、圧倒的に不利。試合を見ていたルリ子は思わず目をそむけてしまった。
まるでサンドバッグのように、タイガ―は反撃することすらままならないままグレートにやられてしまう。そしてリング下に蹴落とされたタイガ―はマットの上で仰向けのまま動けなくなる。グレートは真っ二つに割られた放送席の机を両脇に抱え「フフフ、タイガ―よ、いよいよ最期の時が来たようだ。この裏切り者、死ね〜」と渾身の力を込めギザギザの部分で、仰向けで横たわるタイガ―の顔面めがけて串刺しにする。
「ぎゃ〜」と日本中の女性ファンが悲鳴をあげ、僕らが両手で目を覆うと、タイガ―は間一髪で、その串刺しをかわすのだが、マスクの一部が串刺しとなり、マットにめり込み、逆に身動きが取れなくなる。これぞまさしく絶対絶命だ。そして今度こそ本当にトドメの一撃になるだろう。グレートがもう一方(左側)の腕で動けないタイガ―の顔面目指して、ギザギザテーブルを振り落とす。その刹那、タイガ―は床に刺さり半分破れ、素顔が半分露出したマスクを捨て、ついに脱出。と、同時に日本全国にその正体を露呈してしまったのだ。(つづく)