少数派日記

社会派エロブログ、少数派日記です。

“安藤総理の少数派日記”

506  天を味方に4

今、パソコンから徳永英明さんの「雪の華」が流れている。この歌をBGMに光の表参道を歩きながら、愛をささやけば、あの娘に想いが届くのだろうに、と妄想世界に入る。
ビィトン、エルメス、シャネル、ブルガリ・・・50過ぎのおっさん2人には永遠に縁のなかろうブランドショップが並ぶ原宿表参道。だが道行く人々も垢抜けないスタイルが多い。「田舎モンばっかだな」と角川のホンダオデッセイ車中は三河弁バリバリの田舎おっさん2人が田舎モンを笑う。僕らは明治通りを左折せず、そのまま井の頭通りを西下。右手に代々木公園、左手にNHKを見て、裏道から山手通りに出る。そのまま南へ向かい、再び青山通り池尻大橋交差点から目的地の三宿に進んだ。
「金曜日の夜なのに、人がさっぱりおらんな」と角川。確かに表参道以外は人影もまばらだった。この不況下、外に出る銭もないのが世の中の現実だろう。タクシーの空車が拾えなかったバブル時期を東京で過ごした僕らは、あれが現実の過去だったのか、それとも一瞬の幻だったのか、もはや区別がつかない。
さて、僕を窮地から救ってくれた天には本当に心から感謝している。
まずは霊波之光の御守護神さま。そして祖先の人々。さらにもう一人、僕のことを天界から守ってくれる人がいる。
かなり厳しい状況下にあった僕の足だが、彼女が天界から僕をこの施設へと導いてくれた。
建物は新しくなってしまったが、8年前、彼女は確かに同じこの場所にいた。過去形なのが悲しい。Dr・M嶋は仲間だが、ここは民間人は入れない。当初は他を当たったが、どういうわけかどことも連絡が取れず、唯一連絡がとれたのがDr・M嶋だけだった。あまり迷惑をかけたくなかったが、もし彼がいなかったら、僕の体の一部はきっと無い。就業後も僕のために奔走し、治療法を調べ尽くしてくれた。もし、他のDrと連絡が取れていたら、ここには来ていなかったのだ。
彼女は僕より10歳年下。彼女が東京女子大学時代に知り合った。親しいお付き合いをした。しかし、もう彼女はいない、僕の心の中にしか。
何かを決める時、いつも彼女に相談する、これでいいかい・・・と。