少数派日記

社会派エロブログ、少数派日記です。

“安藤総理の少数派日記”

510 ラストクリスマス 

赤坂プリンスホテルが来年3月で閉館、きょうがラストクリスマスだそうだ。1983年のオープンだから、まだ27年じゃろ。それで老築化とは、何とも贅沢な。当時、僕は貧乏学生だったけど、三菱商事のOLの彼女がいて、会社から株主無料宿泊券をもらってきたとかで、できたてほやほやの部屋にお泊まりしたことがある。最上階のバ―、トップ・オブ・赤坂は好きな場所で、ちょっと贅沢してよく行った。
今朝の血液検査が良好で、明日、退院が決まりました。
午後、外出許可がおりたので、出ようとしたら、陸上自衛隊中央音楽部隊のクリスマスコンサートがあるというので、行ってみた。僕は一番最後の入場者だったのに「ささ、こちらへどうぞ」と、最前列の中央席へ案内され、総勢30名の吹奏楽の演奏を聴いた。金曜映画劇場のテーマミュージック「フライデーナイト」のトランペットのソロ演奏は、映画に夢中になっていた中学時代を思い出しジーンときた。
その後僕は、徒歩で三軒茶屋のカラオケBOXへ。一カ月以上も歌っていないので、リハビリしなければ・・・。宇多田光、JUJUの新曲に挑戦。まだ人前では歌えない。平井堅コブクロ徳永英明の新曲も練習せな、あかんのだが時間切れ。クリスマスイブも仕事のコンシェルジェたちにクリスマスケーキを買い、三宿の山灯香で板蕎麦を食し帰還。留守中に江戸侍左兵衛義孝調布守が兔年暦など持参して見舞いに来てくれたそうだ。
赤坂のナイトクラブからディナーショーのお誘いもあったが、泣く泣く断り、さて、病院ではクリスマスにはふさわしくない鯛の塩焼きなる最期の晩餐をいただき、ひとりきりのサイレントナイト・・・と思いきや、チャンネルをひねるとアキバ48、少女時代、パフュームらが歌っているではないか。う〜ん誰がどれで、どれが誰だか区別がつかんが、ええじゃないか、ええじゃないか、ええじゃないか〜。画面に顔面近づけて穴が空くほど拝んでやった。
急に中国に残してきたオナゴたちが恋しくなって、国際電話などしてみる。中国に行けばアキバ48だって少女時代だって、100人に1人くらいはいるんだぞ。う〜ん少女時代はええね〜。
んなことを考えながらひとり部屋でテレビを見ていたら、今度はクリスマスベル部隊が循環してきたぞ。総勢9人の、ちょっと年季の入ったコンシェルジュが「きよしこの夜」など3曲を演奏してくれた。観客は僕と車椅子のおばあさん二人きり。なんとも贅沢なライブ。
再び部屋に戻り、口あけてアキバ48を見る。年とったら演歌にジーンとくる、なんて聞くけど、僕に関しては意味不明、やっぱアキバ48と少女時代でしょ、正直、ナマで見たいエロオヤジかな。