少数派日記

社会派エロブログ、少数派日記です。

“安藤総理の少数派日記”

520 上を向いて歩こう

皆様、新年あけましておめでとうございます。今年は「上を向いて歩きこう」・・・なんて、大晦日の夜、笹塚駅前の居酒屋でひとり、寒ブリをつまみながら、どぶろくをやっているときに見た、缶コーヒーの「ジョージア」のコマーシャルに、ジーンと閃きました。
そう、あの宇宙人のタクシードライバーが「地球という星の住人は・・・」シリーズの最新バージョンです。ちょっと前には八千草薫の「皇潤」でも流れていた、坂本九ちゃんの名曲「上を向いて歩こうよ、涙がこぼれないように・・・」。
簡単そうな歌ですが、実際にカラオケで挑戦すると、実は奥が深くて素人には上手く歌えない難しい曲です。だから平井堅のような天才もカヴァにチャレンジするのですね。
元旦の朝、一番でアムウエイの小泉ダイヤモンドDDからメールをいただきました。
「今年は向こう10年を決定する、重要な一年になることは間違いありません。著名な経済アナリストたちは、景気は持ち直すとか、どこかお気軽な見通しを語りますが、残念ながらそうした楽観論が見事に吹き飛ぶ一年になることは、間違いないところです。(中略)財政赤字には見境いなく国債を乱発して挙句の果てにその国債を、じゃぶじゃぶ刷りまくったお金で買いとるという経済の禁じ手に、見て見ぬふりではなく不感症に陥っている世界経済の実態が現実のものとして展開されています。
(中略)経済も自分自身の未来も、今という現状を直視せずしてその後の展開はありません。(中略)何があっても挫けない自分を意識できていれば、いかなる試練が来ても必ず乗り越えることができます。(中略)
この一年の始まりの日に、我が瞳が何を見ているのか。見つめる先にあるものが、自分の辿り着く場所であることを忘れてはなりません」
小泉DDのメール通り世界恐慌はまだ続きます。ジョージアのCMのようにうつむく日本人が、今年はさらに増えることは確実です。景気の回復など、具体性のない戯言に一喜一憂するより、僕らが出来る大切なことは「上向いて歩く」こと、です。
もし、僕が高校野球大学ラグビーの監督だったら選手にたったひとつだけ、あることを徹底させます。それは試合後「勝っても負けても胸を張れ」ということです。
全力を尽くして負けたなら、それが出来るはずです。逆に「悔いが残る」から、膝をつくのです。審判の誤審は悔しいけど、それも想定内の競技です。だから、いつの時も胸を張り、上を向いて歩く。そんなことを自分に置き換え、2011年を歩く。
新年、さっそくTWさんという方から当ブログに嬉しいコメントをいただきました。何よりのお年玉をいただきました。たったひとり、東京の自宅で迎える元旦、中国のカノジョから「アケオメ」メールの返信も来ない、きょうこのごろ。画面の映らない音声のみのテレビで聞くお笑い番組。そのテレビの前にあるぬけ殻の冷たい万年床。朝食はローソンのサンドイッチと、そこらへんにおいてあった豆。
それでも僕は「上を向いて歩こう・・・」。幸せはどこにでもある。