少数派日記

社会派エロブログ、少数派日記です。

“安藤総理の少数派日記”

530 臓器移植考12

昨01/05日午後1時過ぎ、ネットニュースで「大阪で腎臓移植詐欺。中国での移植話を持ちかけ患者から1000万円」などというショッキングなニュースが。配信されたのは読売新聞と産経新聞のみ。久しぶりに夕刊を買いに笹塚駅に走るが、読売には掲載されておらず、産経は「うちでは取り扱っておりません」とキオスクのおばちゃん。産経の夕刊は無くなったんだっけかな?
本日01/06の昼のニュースでは兵庫県警が移植を斡旋したNPO法人の事務所に強制捜査の映像が・・・。NPO法人の副代表が「患者さんには、預かったお金を返すと言ったのに、相手が受け取りを拒否した」というインタビューも放送。それを聞いてだいたいの内容がわかりました。この事件を受けて、本日、産経新聞社会部の美人記者さんから取材を受けました。少数派日記に書こうと思ったことを、全部話したので、明日の朝刊を見て、そのことは書こうと思います。とりあえず本日の産経朝刊の記事を載せますので、事件の全体像を把握してください。
「中国で移植」1000万詐取 (タイトル)(以下産経新聞記事)
臓器移植支援をうたうNPO法人が中国での移植を持ちかけて現金を詐取したとして、兵庫県警は5日、詐欺容疑で大阪府岬町の元法人本部事務所や和歌山市内のの法人元代表と元副代表の自宅など数カ所を6日にも捜査する方針を固めた。同法人は無許可で移植を斡旋していた疑いもあり、県警は臓器移植法違反容疑での立件を視野に全容解明を進める。
捜査容疑は、腎臓疾患の神戸市の60代男性に、中国での臓器移植を持ちかけ平成20年11月〜21年5月、移植費用などの名目で、計約1千万円をだまし取ったとしている。男性は平成11年11月にインターネットで法人を知り、情報提供などを依頼。21年5月に中国に行き移植を待ったが、「(臓器が)合わない」と言われ実現しなかった。その後「250万円足りない」と追加の支払いを求められたが拒否し、2カ月後に帰国した。
このため男性は帰国後、県警に告訴。同法人は「男性には飛行機代や透析費用などの経費を差し引いた約600万円を返金しようとしたが、納得してもらえなかった。領収書はすべて保管しており詐欺にはあたらない」としている。県警によると、元代表は副代表の父親で、法人の実質的な運営は元副代表が行っていたという。(記事以上=全文)
(つづく)