少数派日記

社会派エロブログ、少数派日記です。

“安藤総理の少数派日記”

561 落とし穴2

前回からの続きです。どかんの中の落とし穴に落ちた少女を救いに走った撲ですが、少女の手をつかむものの、力尽きて、少女は落とし穴の奥深くへと落ちて行きました。最後に少女が残した言葉「誰かが下で引っ張るの〜」。そんな夢を見ました。
あの夢は何を意味するだろうか?僕はたまたま厠で出くわした上海の日本レストラン「G」のS店長に尋ねてみました。S店長は「きっと小泉さんのメールの中にその答えがあるんじゃないでしょうか」と僕に言いました。小泉さんとはアムウエイのダイヤモンドDDです。
もちろん僕もS店長も、当日の小泉さんのメール内容は知りませんでした。
以下は小泉さんからのメールの全文です。長文なので数回に分けて書きます。日本経済が落とし穴にはまり、どんどんと落ちて行くという、恐ろしい話です。どうか現実から目を逸らさずに、最後まで読んで焦ってください。
「戦う準備」
戦う準備は出来ている!常に、こう言い切ることが出来る自分でありたい。そう思います。いつまでも眠たそうな目をして、ボンヤリと世の中を眺めていてはなりません。日本経済の暴風雨が、間違いなくこの近未来に吹き荒れるからです。
20XX年3月2X日。
日本国債券が、その日遂に起こりました。
A銀行のディーリングルームでは、決算日の3月31日をあと数日後に控えて、ただならぬ緊張が走っていました。A銀行が保有している国債価格の下落がすでに10%を超えて、その含み損はX兆円となり、このままの状況が決済日まで変わらなければ、資本の半分にも及ぶ損失処理が生じて、場合によっては債務超過に陥る可能性が出て来たのです。
それはA銀行の資本が半減することを意味し、その当然の帰結として株価の半減につながります。(つづく)