少数派日記

社会派エロブログ、少数派日記です。

“安藤総理の少数派日記”

605  どうなる「G」?10

しかし、この非常時にこの若(バカ)造は頑としてこちらの要求を受け付けない。
「いや無理です。何度も言いますが、我々が契約しているのはあくまで東京の親会社であって、あなたたちの子会社ではありませんから」
このバカ造と話をしても時間の無駄だとわかるのに数十分とかからなかったが、なんと言っても一カ月30万円の顧問料。なんとか情報を引き出そうと3時間ほど粘ったが、得た情報はたったひとつだけ。こいつは全く「使いモン」にならん、ということだけ。1000万円ドブに捨てたとはまさにこのことだろう。
時刻はすでに深夜0時を回っていた。翌日、東京本社の社長に電話を入れ、コンサルタント会社の社長に、現場で直接、相談が出来るように段取りしてもらいたい、と依頼したが、まだその返事は来ていない。
バカ造に渾身の怒りを込めて、顔面パンチを浴びせてやろうと思う瞬間があった。
「あなたたちは上海で負けたんだから、店を閉めるのは当然でしょ」という彼の発言だ。
「おいおい、いつ誰が上海で負けたって?もういっぺん言ってみろ、このクソガキ」そう言って、僕はバカ造の胸ぐらを左手でつかみ、ぐいっと引き寄せ幻の右でカウンターをクソ生意気な男の顔面に炸裂させた。
まあ、20年も若くて、完全に自分の店なら99%の確率でそうしていただろうな・・・。それを我慢した自分は、オヤジになったという寂しさではなく、よく感情を抑えることができたな、という感覚だった。
もう一度書こう。僕らはまだ負けてはいない。ゲームセットではない。諦めた時点がゲームセットだ。誰も諦めちゃいない。ノーサイドのホイッスルはまだ響いていない。コブクロの「ボーイズ・オン・ザ・ラン」の最後のフレーズ「僕はいつだって、ネクストバッターズサークルで狙っている。一発逆転の大ホームランを・・・」