少数派日記

社会派エロブログ、少数派日記です。

“安藤総理の少数派日記”

673 震災後4カ月

普通の感性をお持ちの方なら、もうお気づきかと思いますが、一応、念のため書いておきます。
東北の震災から4カ月が経過した現在、死者1万5000人以上、行方不明者5000人以上、劣悪な避難所、不便極まりない仮設住宅、撤去されない瓦礫、腐敗した魚と大量のうじ虫とハエ、分配されないで金利赤十字だけががっぽりの義捐金、必要な人に配られないまま段ボール詰めの全国からの物資、善意のドブ捨て、火事場泥棒と災害詐欺、強姦の横行、老人の孤独死と自殺、個人事業主の破綻と絶望、農家、漁業家の悲劇、痩せこけた家畜、行き場のない犬や猫、放射能汚染された空気、大地、草、人間、家畜、衣服、終息の見通しのたたない福島原発、それでも高額な給料を得て、冷房の効いた家で家族団欒を楽しむ東電の管理職およびその家族、および危険な仕事は下請け孫請けに任せ、安全な場所から遠隔操作する東電社員、および、それを擁護する原発保安委員と経団連、わずか9日でケツをまくった松本竜、いわゆる自分で「チームドラゴン」とか名乗るわけのわからん復興大臣、etc・・・。
4カ月前と何が変わったか?死者、行方不明者の数と害虫の量が増えたことぐらいか・・・。
普通の感性をお持ちの方なら、もうお気づきですよね、国会の会議がパフォーマンスであって、真剣に復興に取り込む気などさらさらないことが・・・。これぞまさしくパフォーマンスのお手本ですな。4カ月もお付き合いさせられてしまいました。
つまり国会は東北を完全に見捨てたのです。断言していいでしょう。
JAL123便、御巣鷹山墜落事件の時と同じ構造です。つまり生きている人がいたらやっかいなのです。これが日本という国であり、日本の政治家やお役所のトップが考えることなのです。
国民のことなんて考えとりゃあ〜せんよ、そうでしょ。
東北を助けたら、日本が潰れる・・・そう思っている国会議員が少なくとも過半数はいるということです。いいとか悪いとかは抜きにして、これが現実ということです。バカバカしすぎてやっとれんわ。