少数派日記

社会派エロブログ、少数派日記です。

“安藤総理の少数派日記”

675 名古屋だるま1

名古屋といえば「しゃちほこ」だが「だるま」もあるぞ、と本日は「名古屋だるま」の宣伝をしておこう。
7/8(金)、三河安城11:43分発のこだま号に乗り、東京へ帰る。発車まで少し時間があったので、駅弁を買う。どれどれ、どれにしようかな・・っと。駅弁売りのおばさんと協議の結果、「名古屋名物どりゃ〜旨いエビフライと味噌カツ弁当880円」に決定。弁当の会社名を見ると「だるま」となっていた。僕はおばさんに尋ねた。
「このだるまってだるま寿司のことですか?」
「いえ、違います。だるまはだるま、だるま寿司はだるま寿司です」
「あっそうなんだ。会社は刈谷ですか?」
「いえ、違います。会社は名古屋です」
「あっそうですか」
というのも、僕の中学の同級生のH君が早稲田の政経に現役合格して卒業したのに、刈谷でお寿司屋になったと聞いていたので、ずいぶん変わった道を選んだんだなと思っていた。H君とは違う小学校だが、ボーイスカウト活動を通じて小5からの長い付き合いだった。
「なんで寿司屋なのか」と二十数年前に本人に尋ねたことがあったが、「まあ、いろいろあるんだわ」とだけ言っていた。それから僕は、彼がカウンターの中で寿司を握っているシーンだけをずっとイメージしていたのだが、その後、寿司屋は寿司屋でも、地元では大手チェーンのだるま寿司だと聞いて、納得できた。
だから弁当売りのおばさんに「だるまの社長の名前、知ってますか」と尋ねたところ、ぜんぜん違う名前がかえってきたので、彼とは無関係の会社なのだと思い、僕は新幹線に乗った。
本来ならそれだけで終わった話である。
そして、新富士駅に差し掛かったころ、僕は富士山でも拝みながら、エビフリャ〜と味噌カツ弁当でも食ったろうかしゃんと、遠足の子供のように、楽しみに弁当のフタを開けた。そして事件はそこから起こった。
(つづく)