少数派日記

社会派エロブログ、少数派日記です。

“安藤総理の少数派日記”

677 名古屋だるま3

翌7/9(土)夕刻、「だるま」の担当者から電話がかかってきた。
「即刻、三河安城店で同じ商品を調べたところ、確かに安藤様がおっしゃられるように水っぽいことがわかりました。原因は調査中ですが、商品を回収するまでには至らないと判断いたしました。ただ、大変、ご迷惑をおかけいたしたことには変わりないので、改めてお詫びさせていただきます」
「いやいや、こちらこそ、少しきつく言い過ぎたと反省しております。米そのものは、かなり品質にこだわった米を使われていることが、食した段階でわかりましたし、昨日の一件は、おそらく蒸す段階で、ビニールを少し早くかぶせただけのことでしょう。見た目は水っぽかったけど、食べれないというほどのものでもなかったので、この件はもうこれで了承しました。わざわざお電話ありがとうございました」
「それで、大変失礼かと存じますが、ご迷惑をおかけして、不愉快な思いもされたかと思いますので、とりあえずお代金だけでも返金させていただきたいと思うのですが、よろしいでしょうか?」
「いやいやとんでもない。そんなことしなくても大丈夫ですよ。エビフリャ〜と味噌カツは美味しくいただきましたし、なんだかんだ言いながらも完食しましたので、そのようなお気遣いは無用でござる」
「いえいえ、安藤様には大変貴重はご意見をいただいたと思っております。お返ししたお金で、ぜひ、もう一度、当社のお弁当を召し上がっていただきたいのです」
「そうですか、そこまでおっしゃられるのなら、その義は謹んでお受けすることと、いたしましょう、住所は・・・」
というわけで、7/11(月)に丁寧な詫び状と現金880円、それに味噌カツのたれと他数点のだるま社の商品が送られてきた。
さっそく、逆に謝礼の電話は入れた僕だが、詫び状の入った封筒に本社は名古屋ではなく刈谷と記されていたのだ。「んんん、刈谷・・・よもや・・・」と思い、僕はネットで検索した。
株式会社「だるま」は「31アイスクリーム」「かつや」「温しゃぶしゃぶ」など7つの関連会社を持ち、145店舗を展開、年商は40億円。そして社長はやっぱり安城北中学の同級生のH君、その人だった、げげ。
まあ、この程度のチンケなクレームなど社長までは登らないだろうが、少し焦った。まあ、これも何かの縁だろう、なんとかビジネスに結び付く企画を土産に今度はH君を訪ねてみよう。(おしまい)