軌跡を記録しておきます。
一回戦・木曽川高校 7ー3(7/9 10:00 一宮球場)
二回戦・名古屋南高校 4−2(7/17 9:00 一宮球場)
三回戦・岡崎城西高校 6−5(7/21 10:00 一宮球場)
四回戦・愛知商業高校 5−5(7/25 10:00 豊橋球場 延長15回)
再試合・愛知商業高校 6−2(7/26 10:00 豊橋球場)
五回戦・大府高校 3−4(7/27 12:30 刈谷球場 延長15回)
愛知県大会の参加校は190校にも及ぶ。ノーシードから甲子園切符を勝ち取るには、8連勝しなければならない。さらに甲子園で優勝するには、またさらに6連勝しなければならない。つまり予選開始から約40日間で14連勝しなければならない、ということ。プロ野球のチームも出来ないことを、高校生がやらねばならない。参加約4000校の頂点に立つということは、つまりそういうことだ。
ただ参加約4000校を47都道府県で割ると一地区あたり85校となり、愛知はその倍以上の参加校だから、どうしてもハンデがある。名電や中京などの古豪強豪が、甲子園で一二回戦で敗退するのも、県予選の段階で疲労がピークに達し、十分な休養ももらえずに甲子園に行かなければならないという裏事情もある。
今回の知立高校2年生投手の長谷部君は延長戦2試合、引き分け再試合分を合わせて2試合分と換算すれば、7回戦を投げ切った、つまり決勝まで行ったと、無理やりだが、そう考えることもできる。毎年、選手が入れ替わる学生スポーツではなかなか難しいことだが、課題が見えたチームは必ず強くなる。また春に期待したい。