少数派日記

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“安藤総理の少数派日記”

713ドーピング

なでしこJAPANの活躍で世の中は来年のロンドン五輪一色だが、実はラグビーワールドカップが今年、ニュージーランドで開催されるのを御存じか?それも9月9日が開会日で、1カ月を切った。どうだ参ったか、誰も知らねえか?ンナロー。
そして昨、8/9、日本代表候補であるスタンド・オフの山中亮平選手(23歳、東海大仰星ー早稲田ー神戸製鋼コベルコスティーラーズ)がIRB(国際ラグビーボード)のドーピング検査で陽性反応が出て、2年間の出場停止となり、スティーラーズを自主退部しました。
山中選手は身長187センチの大型スタンド・オフで、仰星高3年で全国制覇、早稲田ではバイスキャプテン早大3年の21歳で日本代表に抜擢された逸材で将来はJAPANの中心選手となる存在。ドーピングと言っても髭を濃くするために育毛剤を顔に塗ったとかいう、間抜けな話だが、そんなことでドーピングに影響する育毛剤なら、まず商品名を公表すべき。真似してる選手もいるかも知れない。しかも「悪意のないことはわかったが、違反を減刑する理由も見当たらない」とはIRBの見解で2年の出場停止。ここで不甲斐ないのが日本ラグビー協会
伸び盛りの選手が2年間も試合に出れないということは、つまり死刑宣告と同様で、JAPANへの復帰はほぼ断たれたとみて間違いない。世界レベルからしラグビー後進国の日本にとっては国益を損ねる処分である。協会は山中選手を擁護する措置をIRBに対して働きかけたのだろうか?
声を大にして言うが、日本の中で体協という既得権をフルに活用する妖怪たちの巣窟が代々木の岸記念館という中に存在する。例えばマラソンの五輪代表を決めるのに、スポンサーがらみの金儲けのために5回も別の地区で選考会を行い、不透明極まりないレースを選手に強要する団体がある。それに匹敵するのが日本ラグビー協会で、選手に対する処遇もW杯以前のなでしこJAPAN並みにひどい。
かつて平尾誠二が出版社に懇願されてメンズクラブにモデルとして登場
しただけで、アマチュア規定に違反するといって出場停止処分にした、あの連中だ。そして、今現在も同じ思想を持っている。
日本サッカー協会Jリーグで大成功したように、ラグビー協会も若い血を入れて、新しい思想で日本全体のラグビー力を構築しようと試みたが、妖怪たちは、今春、8名の若い協会員をリストラした。
この妖怪連中が全員、あちらの世界に行くまでは、日本のラグビーは世界に通用しない、と、ラグビー関係者の多くはそう思っている。
なんとか、山中選手の早期復帰を手助けする手立てはないものだろうか?