少数派日記

社会派エロブログ、少数派日記です。

“安藤総理の少数派日記”

724 布教3

さて、集合時間の10時に15分遅れで到着すると、ざっと40〜50人ほどの信者の方がおられました。そのうち95%はご婦人です。こういう場所に僕が顔を出したのは初めてのことなのでリーダーの方はたいそう感動されておりましたが、まだ僕は集団行動というものに、相当な嫌悪を感じています。
結局、見ず知らず信者の方の車に乗せてもらい、僕を含め6名のグループでリーダーから指定された集落に向かったのですが、ほとんど民家がなく、僕は100枚ほどパンフを用意したのですが、結局、ポストに投函できたのは2枚だけでした。ちなみに、その地区は十里木(じゅりき)と荷田子(にたご)という地名です。しかも、予報通り、すぐに土砂降りになり、駅を出てから1時間も経たずに、また駅に戻ることになりました。
駅に戻れば戻ったで、駅で雨宿りする、さらに増えたバーベキューグループ。あまりセクシーではない若い女の子たちが、恨めしそうに空を見ている。安城北部小学校の杉山誠君の詩が脳裏をよぎる。
「あめさん あめさん はやくやんで。でないと ぼくたち おそとでバーベキューできないもん」
あのね、あの分厚い雨雲を見てごらん。きょうは雨、やみませんから。
おっと、こっちもうかうかしてたら電車も止まってしまいそうな勢いだ。僕は、ホームに駆け上がり、拝島行きの上り電車に乗らなければ。しかし、電車はもうホームに居るのに、どうしたわけか、僕の前のドアだけが開かない。何してる、故障かチクショー・・・と思いきや、なんと押しボタン式手動ドア。ボタンを押さなければドアは開きません。ドアの前に立てば、勝手に開くものだとばかり思っていた、己の傲慢さを見事に叩きのめしてくれた国鉄五日市線。きょうはそれだけでも来た甲斐があったということか。(おしまい)