少数派日記

社会派エロブログ、少数派日記です。

“安藤総理の少数派日記”

746 繋がらないネット2

かなり昔のバブル時代、四谷に住んでいたころの話。
「マンション買いませんか」という電話がかかってきた。「買う金があれば欲しいけど、銭がないから買えません」という僕にセールスマンはしつこく食い下がる。挙句「あなたは夢のない人ですねえ」とセールスマンは捨て台詞を吐いて電話を切った。住所を聞いていたので地図で調べ、当時の僕の足だったスーパーカブにまたがり、シャツの背中に竹刀を差して神宮前の「F」という会社に向かった。
ドアを蹴破り、受付嬢は逃げ惑い、「さっきの電話のガキはどいつや」と怒鳴りながら、竹刀で机の上の電話やら、書類やらを次々に破壊して床に叩き落としてあげた。10人ほどいた社員はキチガイかヤクザか通り魔が来たのかと思ったのか、逃げ惑った。事務所をほぼ半壊して「夢のある人たちよ、文句があるならいつでも来いや」と僕は捨て台詞を残して、再びカブにまたがり帰宅した。竹刀はボロボロになっていた。
「夢のある人たち]もしくは警察から連絡が来るかと思っていたが、結局、誰も来てくれなかった。僕のやり方が甘すぎたのか、それとも「F」が警察に相談できない事情があったのかはわからんが、J−COMのヤマシタも危機一髪だった。
夜、バッファローの責任者から電話があり「以後、お客様を待たせすることないように努力いたします」と上辺の謝罪をいただく。「どのように努力なさるんですか」の質問には答えられず、またしても無駄な時間を費やす。「客を待たせないためには需要に応じたオペレーターを増やすしかないでしょ」と僕が教えてあげる。会話はすべて録音してあるとのことなので「この会話を必ずお宅の社長に聞かせてください」という条件のもと、電話を切る。以前としてネット不通。
その後J-COMの上司から電話。「ヤマシタが住所を教えなかった件に関しては、本人が訴状という言葉を聞いてびびってしまった」とション便までちびりそうになったからと苦しい言い訳ををした。僕はヤマシタにも上司にも同じことを言った。
「訴状を出すのは何人にも与えられた自由。しかし、それが正当であるかないかを判断するのは法廷の仕事。訴えた側が負ける可能性だって大いにある。やましいことをしていないならひるむ必要はないし、ヤマシタ個人ではなく法人を訴えるのだから、住所を教えないという通理は成立しないだろう・・・」と。上司は納得し、僕に送付先を教えた。
9/17(土)以前として3台ともネット不通。
J-COMの担当者は明日(9/18)、J-COMからエンジニアを派遣し、それでもダメなら時間差でサポートセンターから人を派遣すると約束した。
が、その約束も反故された(つづく)