少数派日記

社会派エロブログ、少数派日記です。

“安藤総理の少数派日記”

789 夜回り先生

830は拙輩の誕生日で、昨11/30日に書こうと思いましたが、疲れ果てて寝てしまいました・・・と言っても就寝時間は本日の午前2時。疲れていても「家政婦のミタ」さんは、しっかり見たのでミタさんの過去はよくわかりました。
830の誕生日は有名どころでは井上陽水さん、ヤクルト監督の小川淳司さん、元ヤクルト投手の梶間健一さん・・・。小川監督とは僕が東京中日スポーツでヤクルト担当をしていたころからの旧知の仲。今でも年賀状をいただきます。
ところで、当ブログを見直すと822がダブりでしたね。826と830は数字にこだわって書いてしまったので、今さら番号を変えるわけにもいかず、長嶋さんの幻のホームランのように、このまま継続することにします。
さて、本日のタイトル「夜回り先生」こと水谷修先生は、自身の癌と闘いながら「夜回り」して「迷子」の子供たちに行先を伝道する人。最近、マスコミに登場しないので、どうしているかと思っていたら、中日新聞で連載(明日を求めて・・・こどもたちへ)されていました。
11/07掲載(186回)の「勉強クラブ」(サブタイトル=「わからない」言う勇気を)をテーマに書きます。
内容は講演会で先生が広島に行き、平和公園に行くと、学校をさぼった中学生の一団がサッカーをしていた。声を掛けると逃げようとした子供たちに「ジュースをおごるから話をしよう」と持ちかけ、彼らと一時間ほど話す。「どうしてさぼるの?」という問に「勉強がぜんぜんわからない。漢字も分数も小数も英語もわからない。頭が痛くなる。先生たちも俺たちなんていない方がいいんだ」と答えた。
しかし、本心は「そりゃ高校に行きたいし、勉強もわかるようになりたい」と言う。そこで先生が「勉強クラブ」を作ろうと提案する。
「勉強クラブ」は空き教室を使い、わからない子たちが集まり、空き時間に先生が、小学校の授業にまでさかのぼり、わかるまで指導する。
これを学校主導ではなく、子供たちが主導となり、先生にその思いを伝えるところから始めるというもの。
僕がこれを選んだのは「お金は使えばなくなりますが、知識は、使えば使うほど増えていきます」という文中の先生の言葉です。
置いてけ堀の子供たちは、何かのきっかけがあれば、知識に目覚めます。そのきっかけをつくってあげるのが、教育者であり、親であり、大人だと思います。
現在の日本の教育現場は「置いてけ堀」にされなかった「優等生」だけが、教育者になり、「置いてけ堀」の子供の気持ちは理解できません。
だから、橋下徹大阪市長の教育者改革はしごく妥当であり、戸塚ヨットスクール戸塚宏校長の論理こそ、究極の教育論だと、僕は断言します。
さて、ようやく明日、帰京です。いつもの国鉄ハイウエイバスで。午後5時新宿着。6時に中日スポーツのMデスクと立川の「あら井鮨」で待ち合わせ。ここの鮨は最高です。西武ドームで試合があるときは、王さんや星野さん田淵さんが通う店。
高級店なので裏口から土産の最中(安城一番)でも持ち込み、安藤価格でやってもらうつもりです。