少数派日記

社会派エロブログ、少数派日記です。

“安藤総理の少数派日記”

793 天理大学V

関西大学リーグ、天理大学VS関西学院大をテレビ観戦。
花園ラグビー場のメインスタンドの芝生、綺麗な緑だったなあ・・・というのだけが刻まれた印象。雨に濡れたせいもあって、この芝生なら2019のW杯も恥ずかしくない・・・と思いましたが、問題はギャラリー。先の流通経済大VS東海大秩父宮もひどかったけど、この試合はもっとひどかった。
最初見たときは、バックスタンドは入場禁止かと思うほど、まったくの無人でした。数えてみると傘をさした人が2人と4人の計6人。途中から少し増えましたが、それでも合計10人。雨とはいえ、草ラグビーでも有り得ない光景に、恐ろしさを感じたのは僕だけでしょうか?
そして、さらに驚いたことに、ハーフタイムに映し出されたメインスタンドでの両校の部員の光景。談笑するもの、ふざけ合うもの、そして立ちながら飲食するもの・・・。
ラグビーは試合中に事故で死ぬかもしれない紳士のスポーツだから」と試合に出ない部員も正装で、グラウンドの代表者たちと同じ気持ちでスタンドで戦え、と僕らのころには、そう教えられましたが、今は違うのですかね・・・。それとも関西ルールですか?
ここ数年、大学選手権の上位に関西勢は現れないので、テレビで観戦する機会がほとんどありません。本日の試合を見る限りでは、今回も難しいでしょう。関東に通用するのは天理の12番と13番のセンターくらいではないでしょうか。キックもパスもディフェンスもすべてにアバウト。
両校の監督は、ともに同志社OBですが、こんなことでいいのかな?
高校は九州と関西はレベルが高いのに、いい選手はみんな関東に集中してしまうから、仕方ないといえば仕方ないのですが、それにしても・・です。
関西学院のジャージはかつての近鉄を思い出しましたが、ミズノなのにインナーにカンタベリーの奴がいたり、白の奴がいたり・・・。この日はNHKの全国放送なんだから、も少し統一しろよ・・・なんて、そんな小言まで言いたくなるようなふがいなさ。
こうして、地方(失礼か?)のゲームを見るにつけ、東北の高卒選手ばかりで構成した新日鉄釜石の日本選手権7連覇は奇跡の7年だったとつくづく思う。神戸製鋼のエリート集団とはわけが違う。