驚きました「少数派日記」のヒット件数が300を超えそうです。何がヒットしたのでしょうかね？浅田真央さんのお母様の件は以前にも書いたので初めてではありません。カレーじゃないし、やっぱり拓郎さんとかですかね、わかりません。それより寒いですね。どれくらい寒いかというと、豊田スタジアムのサポーターの人々より厚着です。家の中なのに、チャンピオンのグランドコートを着てフードまでかぶり、軍手してキーボード打っています。
さて、トヨタカップを後半からテレビ観戦しました。大きな大会だというのに豊田スタジアムの観客のあまりの少なさに大きな憂いを感じています。試合内容は専門家ではないので、いい試合だったのかどうかわかりませんが、ブラジル代表のサントスの方は実に無駄のない動きをして
日本代表の柏レイソルは決定的なゴールチャンスを何度か逃したという印象です。
さて焦点は、あまりにも少ない観客が気になったことです。なんでもトヨタカップはクラブチームＮＯ１を決めるとかで６大陸の代表チームが争うとのことですが、あまりにも冷え込んだ状況ではないでしょうか？
サントスはブラジルにある４万７千のクラブチームの代表だそうですが、そんなチームを生で見れるなら、スタジアムのあろ愛知県近郊の人はたとえ寒さで凍死しても、スタジアムへ観戦に行くべきではないのでしょうかね。
名古屋グランパスのゲームが満席になるのかどうか知りませんが、しょせんは地元のチームファンであって、サッカーファンではないのかな、という印象を強く受けました。
準決勝にして、この観客動員数では運営は成り立たないでしょう。トヨタが相当な金額を出していると推測しますが、このご時世にまだトヨタはそんな余裕があるのでしょうかね、と皮肉のひとつも言いたくなります。ネットで調べてみると、チケットは世界同時発売だそうですが、外国からわざわざ見に来るファンはほとんどおらず、案の定苦しい台所だそうです。
この件に関してはトヨタが個人的に広告宣伝費とか運営費とかで赤字を経費扱いにすればいいだけのことですが、プロ野球にしろラグビー明早戦にしろ、国内スポーツにおいて、もはや「プラチナチケット」などという言葉は死語になりました。今や入手困難なプラチナチケットはアキバ48のライブチケットです。
今年の日本シリーズは８年ぶりの念願ということもあり、福岡ドームに関してはＳＯＬＤ ＯＵＴでしたが、これが３年続くと厳しいです。現にナゴヤドームでは空席が見えました。本日のトヨタスタジアムも良くて６割、下手すりゃ半分の入り。トヨタはリーマンショックで数年前に約５万人のブラジル人出稼ぎ労働者を大量解雇しましたが、もしその人たちがいて、無料チケットをあげたら、きっと超満員になって、サントスの選手も盛り上がり、画面的にはいい映像になったことでしょう、とまた皮肉ってみたくなります。
スポーツ観戦の比率は国民の余裕の証しとして、国の経済と大きく比例しますから、観客動員を見れば、国の経済が一目瞭然です。しかし、メジャーなプロ選手の年俸は、経済と反比例し、高騰を続けるため、最近では近鉄や横浜、メジャーではドジャーズが経営破綻するのは必然で、来シーズンだってどこが破綻しても不思議ではありません。中日だって落合がこのまま続けていたら、奴らの表に出る給料と裏の給料で本社まで食いつぶされる危険が及んだから縁を切ったのです。
我が家も冷暖房のないぎりぎりの生活。これは日本の縮図で遅かれ早かれです。いらないものは淘汰される時代です。プロスポーツが淘汰されはじめたら国が滅亡へと向かうバロメータです。すでに始まっている予感を切に感じます。
