私にとっては、とても長く感じた一年でした。何しろ収支のバランスがめちゃくちゃ。
例えば本日12/29（木）。もろもろの支払いが約４万。医療費が２万で、合計6万。入金予定が約５・５万。いずれにしてもdeficit（＝redink=赤字）なのだが、ただでさえ足りない予定金すら入ってこない。支払いは済ませたものの、一事が万事こんな一年だった。（いや、正確にはここ数年がそんな感じで赤字の繰り越しで日本政府と全く同じ感じである）
上海での３カ月は、金銭的には完全たるマイナスだったが、勝負を賭けた事業だったので、これは血肉となり、必ずリベンジしたる。同じ意識の人間がこの世に２人、まだ上海で機会をうかがっている。イケメン店長と眼鏡料理長の２人だ。まだ30代、感性とチャンスを期待したい。
広州の事業。これも仕切り直し。今の日本人の中にはこの計画が必要になる人が大量に出てくるはずだ。それと新たなる医療への足掛かりも見えてきた。だから、この難所を切り抜けなければ・・・。
それにしても腹減ったなあ・・・。朝から何も食ってねえや、と午後２時の笹塚界隈。本当は自宅で麺でも茹でて喰らえばいいのだが、我慢できず松屋へゴー。勢い余って牛丼並320円を注文してしまったが、よく考えれば豚丼並290円で良かったかな、とやや後悔する。
ふと回りを見る。しなびた連中ばっかだ。みな冴えないツラで年末の牛丼に向かっている。アメリカの黒人が巨大化しているのはグルメだからじゃない。こんなもんばっか喰っているからだ。ジャンクフードは旨いよね。砂糖も塩も脂もタップリだ。嗚呼、早く人間になりてえ・・・。
100円ショップと激安コンビニを回り年末年始の食糧を確保する。
山形の生日本蕎麦３玉98円。喜多方生ラーメン２玉98円。山梨ほうとう大１玉98円。愛媛の生パスタ４玉312円。まるちゃんの生焼きそば３玉98円。伊藤園のトマトジュース900グラム＝105円×５本。別に麺が死ぬほど好き、というわけではない、どうやったら１食を100円であげられるかを考えると、麺にたどり着くのだよアケチくん。
でもですよ、愛媛の生パスタはマジ美味い。これなら店に出せるかも。
「安ちゃん、人間の収支はね、みんな死ぬ時にプラスマイナスゼロになるんだよ」とこう言った大川さん（大川章＝兵庫育英高校ー大商大ーヤクルトー日本ハム）の言葉が忘れられない。
現役を引退された大川さんは、しばらく三権茶屋でスナックを経営されていた。当時の古田敦也選手や栗山英樹選手、伊東昭光選手、荒木大輔選手、尾花高夫選手、渡辺進選手、杉村繁選手ら、ヤクルトの主力選手のたまり場だった。僕もよく通ったが、確かそこで、そんな話を聞かせていただいた記憶がある。みなそれなりにいいことも悪いこともあるということだ。
その言葉を聞いてから、なんとなく重いものが少しだけ軽くなくなったような気がした。
