少数派日記

社会派エロブログ、少数派日記です。

“安藤総理の少数派日記”

840 au問題解決へ3

その日の夕方、電話がきた。
「大変なご迷惑をおかけいたしました」と。
「日立の社長さんですか?」と尋ねると今度は「KDDIです」だと。
「いやいや僕が話をしたいのは日立であってKDDIさんじゃないですよ」というと、「製品はKDDIが日立に依頼して造ってもらっているので、責任の窓口はすべてKDDIにございます」とのこと。
しかも、「自分は、たまたま出勤していた者で前後の経緯がわからず、大変に恐縮ですが、お客様の担当の者が年明けの4日に出勤なので、詳しいお話は、その時でよろしいでしょうか」と低姿勢。「もちろんかまいませんが、あのバカとなら話す必要はありません。僕がこだわっているのは、あくまで不良品かどうかという部分ですから、不良品でもないのに無料で交換するという根拠を説明してくれる人に取り次いでいただきたい。当方のリクエストはそういうことです」と話す。
電話口の人は早く電話を切りたい様子だが、それは無理だろう。だって「携帯電話というものは、たとえばバックの中に入れていてもへこんだりする場合もありますし、電波の状況によっては電池を通常より多く使用するケースもございますので・・・」と僕に説明するんですよ。
おいおいちょっくら待ってくれよ、オッサン・・・ってなりますよね。
バックの中の携帯が何の圧力もかからずへこむとしたら、それは手品だよアケチくん。電波の状況で電池を使うから充電ができなくなる携帯って、それこそ不良品やろ。バカも休み休み・・・はぁ、オイラ疲れたぜい。
「オッサン、オイラ、au19年使ってて、しかも4台も契約してて、今までこんなトラブル一度もなくて、日立以外の3台の機種はみ〜んな、正常に動いてまんねんで」と言ってやった。
するとオッサンは「そうでございましたか」と電話の向こうで泣いた。
しかも、警官まで呼ばれてえらい思いまでしたんやで、という話をしたら、オッサン嗚咽した。
「わかりました。そういうご事情でしたら、新しい機種とお取替えさせてください。お近くのauショップに行かれて、どうぞお好きな機種を申してください。無料で交換させていただきます。こんなにご利用してくださったお客様に不快な思いをさせたことをお詫びいたします。どうか、良い気持ちで新年をお迎えください」
僕は素直にオッサンにお礼を言ったが、そもそもこれが本来のしかるべき姿だと思う。機械は普通に使うことができて、はじめて機能を果たす。こんな不良品を客に押し付けておきながら、小手先口先で逃げるようなマネな許されんのだよアケチくん。つまりaudocomoもsoftもバカみたいに次々と新作を小出しにするから、当然こういう不良品というひずみが出るわけだ。携帯もパソコンも車も、新作は一年に2回まで、という法規制を敷いたほうがいいんじゃないのかな。その方が作る側も使う側も、モノを大切に扱うようになると思います、また昔のように。