少数派日記

社会派エロブログ、少数派日記です。

“安藤総理の少数派日記”

875 幸せは・・・

足の出血が止まるまで入浴を禁止され・・・と言っても、わずか二晩の辛抱。本日1/16夕刻、残り湯を温め、二日ぶりに湯船に浸かる。暖かい、こんなことにさえ幸せを感じる。いつ以来だろうか?
ああ、これで、風呂上りに炊き立ての銀シャリでもあったらなあ・・。おかずはいらない、ごま塩だけで十分。それで最高の幸せだ。
寒さは身体を包み込む暖かさだけで、空腹は暖かい白米だけで人を幸せにできる。
それが冷暖房、常に完備だと、そうは思わない。人間は幸せに慣れると、幸せを感じなくなる。当たり前だが、そういうことだ。
新小岩の仲間Oに電話を入れる。3〜4年無職、ほぼ引き籠り、同い年。バツ一子供なし、本来は仕事が出来る有能な男。「気楽でいいよ」と言う。まだ20〜30年は生きなきゃいけないのに、今後、家族を作る予定も気もないという。
五十嵐隊長に電話を入れる。本日はオモチャショー。5〜6万円売れたそうだ。時期を考えれば「大漁」だ。「やったね、凄いじゃん。牛丼でも行く?」「外食なんかできる身分じゃないよ・・・」同い年。
ある骨董業者さんから電話。「○○さん、廃業するらしいですわ・・」
「ええ〜」。○○さんは、かなりの大手。毎月、中国で200〜500万円は仕入れていた人物。僕も面識がある。彼が廃業すれば、彼の仕入れ先の中国の業者が何十人も路頭に迷うことになる。なんとかならないもんか?
夕方、ある方から電話が入る。「久しぶりに安藤さんの顔が見たいですねえ」と嬉しいことを。「お食事でも」と久々にお座敷がかかる。週末に、京王プラザホテルのレストランを予約してくださった。
本日はこのまま白米でもかっくらって暖かいうちに眠ってしまいたいが、そういうわけにはいかない。夕食を求めて、また寒風の笹塚駅まで行かねば・・・。
本日早朝(深夜)、テレビで「狩人と犬、最後の旅」という映画を観た。ロッキー山脈で冬を越す、老いた狩人と恋人、そして数頭のソリ犬(シベリアンハスキー)たち。自然と共存して生きる、人間には宇宙の法則に則って自然や生態系を護る義務がある・・・というテーマな作品。生きていくために必要最小限の狩りを行い、獲物には、「感謝」して食する。登場人物は善人ばかりでストレスがない。
狩人が毛皮を売りに犬ソリで町に降りる。町の仲間が「お前が来なくなったら、みんなで山に探しに行くよ」という。「いやあ、おれはいい。その時は放っておいてくれ。ただネブラスカ(恋人)と犬たちのことはたのむ。動物は死んで、次の動物たちの糧となる。地球はそれを繰り返してきた。おれも動物なんだよ・・・」老狩人が静かに微笑む。
実話だそうだ。
世の中にはいろんな生き方と、さまざまな幸せがある・・・。
徳永英明さんの「happiness」が聞きたくなる。