少数派日記

社会派エロブログ、少数派日記です。

“安藤総理の少数派日記”

1067 明治大学校友会

2012年度明治大学校友会東京都西部支部の定期総会が昨5/26日、午後5時より明治大学紫紺館3階会議室で行われた。
これまで、毎年、参加の案内が送付されてきたのだが、無縁だと感じ、眼を通すだけに終わっていた。
もともと組織になじめない性格だし、限られた囲いでつるむことが嫌いな気性でもある。
ところが、昨年の初春、上海でのこと。レストラン「G」から買収の話があり、ヘルプという肩書で現地調査に乗り出した時のこと。僕が上海に持つ2つの大きな組織のトップに連絡をとった。ひとつは中国アムウェイのクラウンアンバサダーの祈さん。彼の下には何十万人という中国人組織がある。彼はふたつ返事で来てくれた。集合をかければ当日でも100や200人はすぐに飛んでくる。頼もしすぎる。
そしてもうひとつが明大の校友会・上海支部。初めて電話を入れたが、その日のうちに幹事長が校友を連れて、店に来てくださった。
「そういうことならわかりました。上海では年に4回ほど、校友が集まって飲み会を行います。人数は多くないですが30〜60名くらいです。それでよろしければ、一回と言わず、毎回、ここで行ってもいいですよ・・・」
おお明治、なんとありがたいことか。同窓というだけで、こういう具合に話がまとまってしまう。残念ながら、校友会を行う前に「G」は閉店になってしまったが、その絆を深く感じた。
そして今回、校友会東京都西部支部からのお誘い。年会費2000円、懇親会付総会費は6000円。なぜか、資金に余裕があったが、出席するかどうかは迷っていた。旅先の山形県鶴岡市でのこと。YURIが「出席してみたら」と言ったので、振込み期限の最終日に鶴岡郵便局から入金した。
午後5時に会場へ着くと、名札と資料が用意されていた。
日高憲三・明大理事長をはじめ、お偉いさんのお堅い話が延々と続くが、
要約すると「三年連続受験者数日本一万歳」「箱根駅伝43年ぶりに早稲田を破り3位入賞万歳」「新キャンパス事業資金不足残念」と言った感じ。
しかし、在存校友50万人中、32万人の校友と大学が今現在も連絡がとれる規模の校友会は明治をおいて他にないというのは絆の強さ深さを再認識しました。
この日は駅伝の西監督をお招きして、箱根の裏話などで講演会は大盛況。約100人の出席でしたが、応援団、チアリーダーたちも駆けつけ、最後はみなで肩を組み校歌斉唱。久しぶりの学生気分を味わいました。
初参加ということもあり、多くの先輩よりお名刺をいただき、二次会にも招かれました。隣の席には一年先輩のM氏とS氏。両氏とも弁護士先生で、恐れながら「明治出身の弁護士先生ははじめてです・・・」と、恐縮の極み。一歳しか年が違わないのにえらい違いやなあ・・・。学生時代の僕の学友といえば、酒飲んで暴れる奴らが主流で、よう警察のお世話になったわい・・・というか、かく言う本人が、実はその張本人で、えらいご迷惑をおかけいたしました、などとこの場で陳謝したりして・・・。
まあ、そんなわけで、有意義な夜を過ごしました。
お世話になった駿河台11号館は解体され、また空へ空へと背の高いキャンパスが積まれていきます。まるで、なびく白雲をつかむように・・・なんちゃって。