少数派日記

社会派エロブログ、少数派日記です。

“安藤総理の少数派日記”

1121 最後の運動会

世田谷区立北沢小学校、仮面ライダー2号の運動会を見に行きました。6/2のこと。光頭老さんのブログには安城市立今池小学校の運動会のことが記されていて、ふと、自分のガキのころの運動会を思い出しました。
都会の子は実に気の毒に思えた。
まず頭数が少ない。全校生徒の合計がおよそ150人くらい。各学年一クラスしかないから、一年から六年まで、ずっと同じクラスメート。つまり学年対抗が成り立たず、毎年、クラスを紅白に分けただけの紅白戦。校庭は50メートルも直線が引けないので、徒競走は80メートルのトラック。たかが80メートルの間に4回もコーナーがあり、足の速い遅いではなく、どのコースでスタートしたかで、だいたいの順位が確定してしまう。
グラウンドは、おそらく下がコンクリで特殊な土を入れてあるのだろう、裸足で激しい競技が出来ない。紅組白組とも応援団長は女子生徒で、おまけに校長先生まで女性でした。
僕が出た安城北部小学校は全学年で約1080人。安城北中学は全学年で約1350人、かつての川崎球場のロッテVS近鉄戦の観客よりはるかに多いぞ。
ちなみに運動会は全員裸足。これだけの人数だから釘やガラスを踏んで怪我するガキも中にはいたが、モンスターはいない時代なので、そんなのカンケーねえ・・・、と。親がそろって見にくるなんてのも間抜けな話で、ビデオは当然としてカメラだってブルジョアしか持てない時代。
昼飯は給食だったが、弁当の時は、塩むすび限定で、おかずは玉子焼きと沢庵のみ。貧困の差があり、格差を統一するという学校側のはからいには異議はない。デザートもみかん一個程度は許されたが、高級品のバナナは不可の時代だ。
教室から持ち出された椅子は、おそらく刑務所の囚人たちによって造られたもので、木目も当然ながら、同じものはひとつとしてない。そこに、長年に渡り使い続けられ、過去の児童たちが刻んだ落書きやら、いたずら彫りが時代の流れと、荒々しい個性を輝かせていた。
そして、運動会のクライマックス、メインイベントは、なんと言っても5、6年男子による棒倒しと騎馬戦。180人対180人、総勢360人のミニ殺し合いだ。
日頃から、いつかぶん殴ってやろうと思っていた上級生、同級生、下級生を合法的に襲撃できる、年一回のチャンス到来。殺気に燃える小学生。
死者や骨折者は出ないまでも、鼻血くらいは当たり前、無傷のやつは逃げ専門の屁っピり野郎。たいがいのガキはヒザとヒジから流血してた。
しかし、都会の子も今の子も、モンスター&平和ボケで、こんなチャンスももらえず、そして、草食人間量産→少子化進行→他国侵略→日本滅亡への道を着実に歩んでいるんだな・・・と実感。
ところで、我が家の仮面ライダー2号はリレーで唯一、ひとりだけこけて、目立っていました。泣き虫でしたが、泣かずに最後まで走ったのでOK。「児童管理」というシールを肩に貼っていましたが、児童が児童を管理する時代の到来。6年生、最後の運動会。途中で、ふと、麻梨花ちゃんの笑顔が浮かび、複雑な心境になったけど、よい運動会でした。
それでは、古き良き時代に、棒倒しでミニ殺し合いに参戦した諸兄に捧げましょう。防衛大学の運動会3連発。やはり、小学生から、これくらいやらねばいかんと、真剣に思いましたぞ。