少数派日記

社会派エロブログ、少数派日記です。

“安藤総理の少数派日記”

1123 ゆりちゃんと麻梨花ちゃん2

「知っているのに、伝えないということは、いけないことです」というのが、6/3に行われた山元加津子先生の講演ももうひとつのテーマでした。
「命に関する情報」「障がいを持った時の、国や自治体から受けられる援助の数々など・・・」僕もその通りだと常々思っています。PL学園出身で桑田・清原の先輩にあたる清水さんという方が同志社大の野球部での試合中に事故に遭われ、頸椎損傷で全身を動かすことが出来なくなりました。その方も、「行政は数ある福祉サービスを障がい者に教えてはくれない。自ら調べなければ、損をする仕組み」と著書の中で書かれ、自身が調べた福祉サービスを著書の中で公表しています。
本日は、自宅の風呂場で事故に遭われた、ゆりちゃんと、麻梨花ちゃんに代わり、風呂場での事故について、これ以上の犠牲者を出さないための情報を発信いたします。
低酸素脳症」これがゆりちゃん、麻梨花ちゃんに共通した診断名です。
湯船の中で意識を失い、そのまま溺死してしまう。海外に比べて、比較的シンクが深い構造になっている日本の家庭の風呂場での特有の事故です。
たまたま読んでいた「死因事典」(東嶋和子著・講談社)の「危ない風呂」という項を読んだ数日後に知った「麻梨花ちゃん」と「ゆりちゃん」のこと。偶然ではなく、これを書くため、これを読まれた方々が、家族や友人、知人に告げ、警戒してもらうためだと確信しています。
以下、死因事典から一部を抜粋した。
「温泉ならずとも、家のささやかな風呂につかって、溺れ死んだ人は、1998年に2727人。その八割以上が65歳以上の高齢者だ。それ(溺死)に、心臓病、脳卒中などを加えると、入浴中の死は年間12500人という推計もあり、入浴は交通事故より危ないのだ。
高齢者の溺死の発生率を海外と比べると、日本はアメリカの20倍、イギリスの40倍。熱い風呂が好きなこと、浴槽が深くて溺れやすいことが原因のひとつである。月別では12〜1月がピークで夏場の10倍になる」
ただ、麻梨花ちゃんやゆりちゃんのような若い人のケースは少ないが、油断しては断じていけない。
梨花ちゃん(享年13歳)のケースは、ご両親が「娘のような悲劇を繰り返さないために」という意を込めて、「まりんかの日記」(http://d.hatena.ne.jp/caravan9336/)にて公開されているので、是非、拝読していただきたい。
梨花ちゃん中学1年の2009/12/06、バレーボール部の遠征から帰宅後、珍しく一番風呂に入った彼女は、そのまま湯船の中で亡くなられた。
疲れていたこと。一番風呂で湯船と外気の温度差があったこと。消化されていない食べ物が胃に残っていて、脳に行かなければならない血液が消化のため胃にいってしまったこと。血圧の関係。その他、悪条件がいくつも重なり、不幸な事故につながってしまった。悲しみの極み。
日々の何気ない生活の中で、最愛の人を失う危険性、可能性は、つまり万人に共通しているということ。
どうか、このブログを読まれた方々は、くれぐれも気を付け、そして、多くの人に伝えて、事故を未然に防いでください。
梨花ちゃんとゆりちゃんや、その他、同じようケースで事故に遭われた方々に対し、できるかぎりのことで、供養できればと思います。