少数派日記

社会派エロブログ、少数派日記です。

“安藤総理の少数派日記”

1137 落合問題再燃4

さて次の疑問。まあここがすべてでしょう。森が公開したことが、本当か嘘か山井大介本人に確認すれば済むことです。
山井の指のまめがつぶれ、出血していたことは事実です。
森は「(山井の)ユニフォームが血に染まってる」などと大袈裟な表現をしていましたが、実際にテレビでゲームを見ていた方ならおわかりでしょう。ユニフォームのパンツの右太もも部分に確かに血の跡があったのは、テレビカメラに映しだされましたが、あれは「血が付いていた」だけで、さすがにスポーツライター・安藤貴樹でも恥ずかしくて「血に染まっていた」とは表現できません。
しかも、後日のどこかの新聞か週刊誌のコメントで山井自身は「行けました(投球できました)」と明言している。もし、森の言うことが事実なら山井は嘘つき野郎ですよね。
 まずこの部分は重要なので徹底的に掘り下げましょう。
まず、野球規定で投手は指に血止めの絆創膏などを貼って、投球することは認められていません。しかし、出血してる指で投球してはいけない、という項目もなく、つまり、山井が出血しながら投げることに、何らルール上の問題はありません。
 次、いみじくもプロ野球選手。しかも竜戦士。「マメがつぶれてもう投げれません。ボクちゃんもう満足です。岩瀬さんと代えてください・・・」なんて自分で言うだろうか?クチが裂けても言わんだろう。
しかし、これは森が「言質」をとった。山井の側からすれば「言質」を取られた格好だ。だから山井は「そう言ったの?」と問われれば「そう言いました」と答えるだろう。しかし、順序が違う。まったく逆なのである。
プロ野球、特にピッチャーで、自らコーチ(監督)に「代えて欲しい・・・」と申し出る人間を見たことがない。よほどの故障ならともかく、山井は「まだ投げれた」と明言している。
つまり、山井の「言質」を取るために森と落合の説得工作があったことは明白である。
山井がエース級、もしくは近藤監督時代の星野仙一のような気質ならマウンドでボールを渡さないくらいのパフォーマンスもできただろう。だが、当時、一軍と二軍のエレベータ投手に、自己主張する権限などない。
森の説得工作とは、わかり易い日本語で言うなら「恫喝」「パワハラ」に近いものだ。1点リードの最終回、相手は下位打線。ホームランを打たれても負けるわけじゃない。代える必要は本当にあったのか?
もう一度書く。山井が自分から交代を申し出たわけではない。打診(説得)され「わかりました」という流れになったのだ。
その答え(証拠)は森自身がビデオの中で答えている。
森「送別会の時だったかなあ〜、山井がおれんとこ来て、あの時のことですけど〜って言うから、あの時っていつだ、日本シリーズの時かって聞いたら、ハイそうです・・・って言うんで、なんだ?って聞いたら、もし僕が投げさせてください・・・って言ったら、投げさせてくれたんですか?って聞くから、おう、投げさせたよ・・・って答えたら、そうですか・・って言ってたし」
なんてことを暴露してしまいましたが、墓穴を掘ったことにお気づきでしょうかね。話が全部、矛盾してるでしょ。
つまり、山井はぜんぜん納得していたわけじゃない。本当は投げたかった(当たり前だが)にもかかわらず、圧力をかけられ「日米を通してプロ野球史上初、今後1000年プロ野球が続いても誕生する可能性の極めてない、日本シリーズワールドシリーズ)最終戦のパーフェクト投球チャンスを剥奪された」わけですわ。
自分から「投げれません」と言ったプロ投手が「もしあの時」などと今さら未練がましいことを言うだろうか?否である。しかも山井は「投げれた」と明言している。さあ「よしお」さん、あなたはどう解釈いたしますか?
う〜ん、何度見ても代える要素など、どこにもない。まだまだ続きますよ。