少数派日記

社会派エロブログ、少数派日記です。

“安藤総理の少数派日記”

1215 広州日和2012夏3

午前9時30分、丁さんが迎えに来てくれる。今回のメインテーマ、ゴルフ関連の仕事でジョイントする編集プロダクションへ。
昨年度の売上げ、日本円で約20億円。従業員30人。アメリカ大使館のすぐ横のビルのワンフロアー全部がオフィス。広告代理がメインワークでテレビ用のスタジオも完備。「家賃、高そうな場所ですね・・・」と僕が言うと「家賃は払っていません。フロアーごと買いましたから」と社長。「・・・・失礼しました」
中国の勢いは、まだ続いている。都心でも新しいビルの建設がまだまだ続いている。
一方で日本の自動車会社は危機。この7月から、車の販売が規制された。
排気ガスによる環境汚染を防ぐため、新車、中古車問わず、月間一万枚しかナンバープレートを発券しないことになった。これにより、すでに自家用車を保有している家庭には、新たなる購入は認められず、一家族に一台という割り当てになるそうだ。
1400万人都市(もちろん赤ん坊や老人も含めてだが)に毎月、たったの一万台。この国のやることは極端すぎるが、これが現実。
物価高騰、賃金も高騰、車販売は規制・・・当然、日本の車産業は撤退、日本人激減、日本人関連の商売は衰退・・・、まあ酷いこと。
されど、隙間はある。ベンチャーはそこを突く。
遅い午後、銀行へお金を降ろしに行く。銀行のベンチでうとうとしていると「安藤さ〜ん」と5人組に声をかけられた。
おお、Mちゃん3兄弟と従姉妹の高校生2人。「安藤さん何してる、こんなところで?」って、言われても、銀行だから金を入れるか出すかだろう・・・。
Mちゃん3兄弟とは深いつながり。Mちゃんはナイトクラブの経営者、僕は時々、この店をホテル代わりに使っているし、弟のHは僕の専業シェフでごはんを作ってくれる。僕の荷物もその弟とお姉ちゃんの住む部屋に預かってもらっている。
「夏休みで従姉妹が来たから、小遣いやってくれ」と恐喝され100元(1300円)ずつカツアゲされ、「今から店で飲みましょう」と無理やり拉致された。
「お金はいらないから・・・」とビールを数本ゴチになる。
「お腹がすいた〜」と言うので「んじゃメシ行こうか・・・」とすぐ近くの中華料理店へ。僕を含め、合計8名。相当食べましたが、これでたったの160元(2000円)。こんな感じだから、中国はまだまだ楽しい。
一旦、僕はホテルへ帰り、メールチェックと昼間の仕事の整理。帰る道すがら、また声を掛けられた。
「わたしのこと覚えてないの?」
「いや、ごめん。どこの店で会った?」
「Sよ」
「S・・・。Sなんて、もう何年も行ってないぞ」
「そうよ、5年くらい前かな。安藤さん唄上手だから、ワタシ覚えてるよ。いつ来たの?今夜、お店来ない?」
「いや〜、覚えていてくれたのは嬉しいけど、今夜は行けないよ。ところで、キミの名前は?」
「ワダシ?ワダシはMAYUよ」
「ああ、そうかMAYUちゃんかあ〜。ぜんぜん思い出せないわ、ごめん」
さあ、明日から丹羽大使、尖閣諸島問題で、一悶着起ころうかという物騒なご時世に呑気な夜を・・・わたしは、ね。