少数派日記

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“安藤総理の少数派日記”

1197 2020年問題

2020年問題をご存じだろうか?
平和ボケボケボケニッポンチャチャチャの国民には信じがたいが、日々、メッセージは送られてきています。本日、朝のネットニュースで、こんな解りにくい時事通信の配信記事を見つけましたので、安藤論説委員がわかり易く解説いたします。
以下、記事を全文掲載。
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防衛白書に「強烈な不満」=日本は軍備拡充と批判―中国

時事通信 8月1日(水)5時34分配信

【北京時事】中国外務省の洪磊・副報道局長は31日深夜、日本の2012年版防衛白書が、中国軍の急激な軍備増強に関連して「党指導部との関係が複雑化している」などと懸念を示したことを受け談話を発表、「強烈な不満」を表明し、日本側に抗議したことを明らかにした。
 洪副局長は「言われなき非難で、中国の内部問題もいろいろと取り沙汰している」と批判。その上で「近年、日本はさまざまな口実で絶えず軍備を拡充、軍事同盟を強化し、地域の安全保障問題でゴタゴタを巻き起こし、地域諸国や国際社会の関心を呼んだ」と不快感を示した。
ーーーーーーーーーーーーー以上
以下、安藤論説委員の解説。
2012年度の日本の防衛白書の内容に中国の軍備増強について言及されているが、これは「内政干渉」にあたるとして「強烈な不満」を示し、日本に抗議した。
その内政干渉の内容とは「党指導部との関係が複雑化している」との一言で片づけられているが、これでは何のことだかさっぱりわからん。
つまり、中国共産党はこの秋に指導者が変わるが、これを機に中国軍隊が主導権の巻き返しを図っている。ご存じのように、現在の中国は共産党が国を仕切っているが、その指導下にある人民解放軍が政権を奪い返そうと、虎視眈々と機をうかがっている。そのせめぎ合いは一触即発状態。
共産党は世界(地球)制覇を狙うため軍備の拡張には力を注ぎたいところだが、指揮下の解放軍の武力を強化することにより謀反の脅威にさらされることにもなる。飼い犬に噛まれるという言葉もあるが、織田信長明智光秀の本能寺とでもいえばわかり易いだろうか。日本の防衛白書で図星をつかれアタマに来た、コンチクショーというわけである。
そこで中国は国技である「矛先転換」の術に出る。

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洪副局長は「近年、日本はさまざまな口実で絶えず軍備を拡充」→意味不明、中国の軍事予算が例えば戦車を買うとすれば、日本の防衛予算は三輪車を買う程度、中国のそれが機関銃を買うなら、日本のそれはせいぜい水鉄砲。チミたちに「軍備拡充」などと言われる筋合いはまったくない。
「軍事同盟を強化」→当然だ、どことは言わないが泥棒国家がいる限り、日本はバカ高いゼニを支払ってガードマンを雇っている。何が悪い?「地域の安全保障問題でゴタゴタを巻き起こし」→事実だが、それが何か?それこそ内政干渉というものだろう。
「地域諸国や国際社会の関心を呼んだ」→関心を呼んだとはトーンダウン。関心を呼んだからなんなんだ?「・・・と不快感を示した。」→まったく意味不明。どこが「不快感」なのかさっぱりわからん。文章にも問題ある。しっかりわかるようにちゃんと書けよ「時事通信」。これじゃあ、ただのチンピラの言いがかりだろ。

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みなさん、中国が尖閣諸島をはじめ、フィリピンやインドネシアの海峡まで領有権を軍事をちらつかせながら迫っているのはすでにご存じだと思いますが、中国の急成長がもたらした弊害として深刻な資源問題があります。早いはなし、巨大国を支えるための地球資源のぶんどり合戦です。
今はアメリカが、その資源のコントロールをしていますが、当然、中国は面白くありません。面白くないというよりは、資源、食糧が無くなれば、とうぜん亡国に繋がるので、そら必死です。命がけでぶんどりに来るのです。
2020年。それは中国の軍事力がアメリカのそれに追いつき、さらには逆転するタイムボーダーだと言われる年です。
中国のコピー技術、サイバーテクノロジーの才能は世界の脅威です。
つまり、「盗んで」「造る」。独自に莫大な費用をかけて開発しなくても、完成品をコピーすればいいのですから、中国は米軍が最新鋭の兵器を造るのを、ハナクソでもほじりながら、ただ待っていればいいのです。米軍が最新鋭の兵器を完成させた翌日に、中国でもまったく同じ性能の兵器が完成すると思っていてまず間違いありません。
トヨタをはじめ日本の自動車産業が本格的に中国から撤退を始めています。それは漏洩できない企業機密まで、中国政府から提出の強要を受けたからだと噂されています。事実ならば無茶苦茶な話。悲しいことに、噂話の信ぴょう性はかなり高いそうです。今後も新聞報道の中国の動きの裏側を、ぜひ深読みしてください。