少数派日記

社会派エロブログ、少数派日記です。

“安藤総理の少数派日記”

1233 デビュー戦結果10

まさか、ゴルフのデビュー戦結果報告でここまで引っ張れるとは予想外だった。世間では尖閣竹島問題で戦争が勃発しようかという時期に、こんなことを書いていていいのかという懐疑は当然ある。しかし、話が止まらない。読者の方々はついてきてくださるのだろうか?今しばらくの間、願わくばお付き合いを・・・。
「安藤さん、本当に腹、大丈夫ですか?これ少し食ってみてくださいよ。やせ我慢はいかんすよ」と兄山が7㎝の分厚いビーフステーキを切って寄越す。「そ〜か〜」などと言いつつ、僕はそれを頬張る・・・。う〜ん、かなりの噛み応えがあるぞ。「兄山・・・これは米沢ではないな」「でしょうね」「んじゃどこだ」「オーストラリアあたりじゃないっスか」「そうか」などという間に丁さんから「これも食べてください」とトンカツが三切れ・・・。
う〜む、皆の衆、なかなかやるわい。友情と見せかけた「食後消化不良大作戦」に打って出てきたか。
「これも、ついでだから言っておこう・・・」と再び星野鉄拳暴力野球を例に出す。
「一足一刀」という戦国時代の武士用語がある。生死を賭けた一太刀が届く間合いである。星野鉄拳暴力野球に相手チームとの友情などない。全試合が生命を賭けた真剣勝負である。
例えば天下分け目の関ヶ原で東軍の兵士が西軍の兵士に向かって「やあ」とか「おてやわらかに」とは言わんだろう。ましてや「今のはナイス突き」とか味方を刺した相手に「賛辞」は送らない。が、野球では敵方の選手がベース上でヒットやホームランに対して「ナイスバッティング」と声を掛け、それに対して「ありがとうございます」と礼を述べる。だからと言って戦意を喪失したり、不穏な愛が芽生えたりすることはない。
が、星野鉄拳暴力野球は「闘争心欠落の要因になる」として、グランド上での他球団選手との交友的接触を全面禁止とした。まさにグランドで命を張るという臨戦対戦だ。
が、中にはクセで「ありがとうございます」などと、敵の賛辞につい頭を垂れてしまう善人選手もいる。
ドラゴンズのベンチからヒットやホームランを放った選手が、よく鼻血とか、口から出た血を拭きながら出てくるのはそのせいだ。迂闊に白い歯を見せようものなら「二度と白い歯を見せれんようにしたる」とベンチ裏に連れ込まれるからだ。
しかし、昨今のテレビカメラは性能が良く、何故ドラゴンズの選手は試合中に顔面から流血してるのかと話題になり、鉄拳監督は方針を変えた。すると今度は腹や尻を手で押さえる選手が激増したそうだ。
勝負とは生きるか死ぬか。そこまで厳しいものだということを教えてくださったのが、星野喧嘩仙一監督だった。
「そういえば、ゴルフでは乱闘の映像を見たことがないが、それは何故だろう?」
「それはゴルフは紳士のスポーツですから」
「そうだろうか?そのわりには億単位の大金を賭けたりする奴だっているじゃないか。サラリーマンだって1円でも賭けたら賭博罪に完全に抵触するぜ。ヤクザ屋さんがゴルフ好きなのは賭けるからだろう。もし負けたら殺して池に沈めたり、グリーンに埋めたり、隠すところはいくらでもあるからね。4人で来たのに、帰りは3人で、何故か駐車場にベンツが1カ月も放置されてたなんて話はよくあるじゃないか」
「あっそういう話はあんまし聞いたことはありませんけど、本当にあるんですか?」とジュニア。
「さあね?キミが知らんなら、たぶん無いだろう・・」と僕。
星野問題については賛否両論だが、私は立場上大賛成異議なし。これに対しての論議は避けたいのでご容赦願いたい。
(つづく)