少数派日記

社会派エロブログ、少数派日記です。

“安藤総理の少数派日記”

1271 上田馬之助追悼

超満員の大阪府立体育館
インドの狂える虎・タイガー・ジェット・シン VS 金色の一匹狼・上田馬之助。 そしてレフェリーを務めるのがアントニオ猪木
この異様なデスマッチ。解説者が「シンのサーベルと上田の刀を取り上げろ」とリング上に持ち込んだ、両者の殺人道具に絶叫する。
リングアナは倍賞千恵子、美津子姉妹の実弟の倍賞アナ。両サイドリポーターは若き日の古舘伊知朗。猪木を助けに入った若手・ドラゴン藤波辰爾が馬之助の片手で軽く吹っ飛ばされるシーンにもご注目。
昭和の清く正しく美しいプロレスをご堪能ください。

いかがでしょうか?このクレイジーな17分は。
続いて第二弾。懐かしいジャンボ鶴田との福岡国際センターでの一戦。

いかがでしょうか?出てくるのは凶器だけで、技はひとつも出ていません。それで、あれだけ観衆を興奮させるのがプロレスラー。
小4のころがプロレスブームの真っただ中。放課後は廊下でグンゼ白パンツ一丁とハイソックス姿になり、プロレスごっこをやるのですが、みんな上田馬之助に刺激されて、家から親父のビールの栓抜きを持ち出し、グンゼ白パンに忍ばせるのです。各家庭から栓抜きが無くなり、安城市の一部地域では社会問題となりました。
ところがこの凶器、子供にはなかなか巧く使えず、少し力を入れすぎると、「痛い」とか言って泣き出す生徒が続出し、学校への持ち込みが禁止となりました。カッコ悪い子はパンツのゴムが緩み、股間から凶器の栓抜きが顔を出したり、ヘッドロックの最中に股からポロリと落としてしまう子です。まだ子供で、汚れてはいませんでしたが、その股間を回遊した凶器を使って、栓を抜いたビールを旨そうに飲む親父の姿を見て、柱の陰からほくそ笑みました。
そして貴重なお宝映像。江本孟紀の「ああ言えば交遊録」。江本さんのファッションを笑ってはいけません。当時の流行り、スタイリストの苦心の作です。それにしても江本の口から出た「猪木VS馬場、レフェリー上田」構想。当時は相当、話題になりましたが、結局実現せぬまま、上田、馬場、両氏とも他界。「馬場さんも猪木さんも世間はええ人と思うてますけど、実際にはどないなんですか?」という江本の突っ込みに上田さんの回答にご注目。

リング上とは違う上田馬之助さん、いかがでしたでしょうか?