少数派日記

社会派エロブログ、少数派日記です。

“安藤総理の少数派日記”

1306 国生さゆり大反省

国生さゆりさん・・・って、おニャン子クラブの人ですよね? AKB48ならまかせていただきたい(まゆゆさん、負けてしまいましたね、じゃんけんポン大会)が、おニャン子さんは、あまり存じ上げておりません。当時はきっと他のことに夢中になっていたのでしょう。
ネットで興味深い記事が子出ておりましたので転載します。
ーーーーーーーーー以下転載記事ーーーー
国生さゆり、被災地での“最悪な旅番組”収録を謝罪……「不手際たくさんあってごめんなさい」
RBB TODAY 9月18日(火)12時39分配信
国生さゆり 公式ブログ
 女優の国生さゆりが、旅番組のロケのため訪れた被災地で数々の不手際があったとして、番組収録に協力してくれた人々に公式ブログを通じて17日に謝罪している。
 番組収録での不手際を謝罪した国生さゆりのブログ(一部抜粋)
国生は「悔しい…」と題した17日付けのエントリーで、「はじめてに近いくらいの最悪の旅番組の収録がおわったーーー。疲れきってしまった」と、自身が出演する番組の収録で一騒動があったことを告白した。
番組名など詳細は明かしていないが、番組収録が行われたのは宮城県東松島市の大曲浜地区など、東日本大震災で被害を受けた三陸の各地。番組では被災地の人々にインタビューをしたり近隣の海苔漁師宅を訪ねるなどといった内容があらかじめ決まっていたようだが、そうした予定を急きょ変更することが重なったという。そして「6メートルの津波に襲われ250人の方たちが亡くなり、いまだ、当時のままの家屋が残された廃墟に倒壊した鳥居が無惨に転がっている場所」など、予定していなかった場所でロケが行われることになったが、震災の傷跡を生々しく残す景色に、国生は「突然のことに怖くて、息苦しさを感じて、正直に言います、この場所は無理です。先ほどから悪寒と鳥肌が立ってます、とカメラのまえでごめんなさいしてしまった」と、撮影をキャンセルしたことを明かした。
こうした予定の急きょ変更により、当初予定していた訪問先をキャンセルしたりするなどの不手際が相次ぎ、国生は「震災にあわれた方たちの今を皆さんに知って頂きたくてお邪魔したのに、反対に振り回してしまっているのではないか」と疑問を感じたという。さらに、取材方法についても「打合せにないのに、お願いしていないのにお昼ご飯出してもらえますか?といきなり取材先の人に言ったり、さんまの加工風景を撮りたいと言って、聞いていませんけどと工場の方を困惑させ、明後日また来るのでその時にお願いします。と言ってみたり」といったことが行われたことに言及し、「どこの被災地の方々も『忘れないで』『風化させたくない』のお気持ちで取材に協力を惜しまず時間をさいてくださる。そのお気持ちにオンブに抱っこを繰り返すことはどうなんだろう?」と疑問を呈した。
 国生は最後に「今回の撮影にご協力頂きました三陸のみなさま、ありがとうございました。そして不手際がたくさんあってごめんなさい」と謝罪
した。
ーーーーーーーーー以上ーーーー
記事を拝見する限り、問題は取材スタッフ側にあり、国生さんは常識を逸脱していませんな。
少しばかりマスコミに居たのでよくわかりますが、特にテレビの奴らの取材は酷いですよ。ただ、彼らもある意味犠牲者ではあるのですが・・・。
この手の番組は局の人間ではなく99・9%が番組制作会社の仕事。企画書を出して、それが局のお偉方に認められれば制作GO。ただし、制作費用は出来高の後払い。制作会社は当初の企画通り進行するのだが、後から、局の奴が「思い付き」で「これじゃあ視聴率が取れん、あそこの局はこうやった、だからああやれ」と後から後から無理難題を押し付ける。制作会社のスタッフも人間だから、被災者を前にして無理な取材は避けたいところだが、お台場あたりの「ふんぞり返り組」の命令には絶対服従。でなければ明日からおまんまの食い上げで社員&社員の家族は路頭に迷うという構造。
こういうシリアスな取材まで、「視聴率」のためにバラエティー風にしたかったのだろう。だから、変更、変更で、被災者を振り回した。それが原因で具合が悪くなった国生さんの感性はいたって正常。
それとは別に、廃墟の前で「足がすくみ」「鳥肌がたち」「これ以上は無理」という感性はまったく別物。いわゆる「シックスセンス」、第六感というやつ。僕もそれが強い方なので、まだまだとても被災地には行けません。東京に居ても、無念の魂たちの叫びが伝わってきます。申し訳ないと思うのですが、とても怖くて・・・。
明日からニューヨークですが、セプテンバー・イレブンからもう何回となくニューヨークに出向いていますが、全く同じ理由でグランド・ゼロには足を運べません。今回はどうだろう。行ってみてから考えます。