少数派日記

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“安藤総理の少数派日記”

1310 ユニクロ問題

今回のユニクロ問題は考えさせられます。これは、今後、トヨタや日産などの大手も対策を早急に考えねばなりません。これも上海警察の一存ではなくバックには政府の意図的なシュミレーション(実験)が見え隠れしています。
ーーーーー以下ネット記事転載ーーーー
ユニクロ>「尖閣は中国領土」の張り紙 日本で批判噴出

毎日新聞 9月20日(木)20時26分配信
 中国の反日デモで、上海市ユニクロ店舗が「尖閣諸島は中国固有の領土」と中国語で書かれた紙を一時張り出したことに、日本国内で批判が噴出している。ユニクロを運営するファーストリテイリングは20日、「警察の強い指示で拒否できなかった」と明らかにしたが、不買運動につながりかねない状況で対応に苦慮している。
同社によると、張り紙をしたのは9月15日正午ごろから約40分間。前日夜、ショッピングモールで営業するユニクロなど日系6店舗が地元警察から「デモ隊の襲撃の恐れがあり、安全確保のため張り紙を出せ」と指示された。ユニクロ以外のラーメン店など5店舗は14日に張り紙をしたという。
ユニクロは当初、張り紙をしなかったが、15日正午にかけてデモ隊が急増。警察から「なぜ指示に従わないのか」と強く迫られ、やむなく張り紙をしたという。同社は中国国内に145店舗あり、この店舗以外も張り紙をするよう地元警察から指示があったが、拒否した。
張り紙について、日本の同社コールセンターには15日以降、「もうユニクロ製品は一切買わない」「日本から出て行け」といった抗議や批判が電話・メールで約1400件寄せられている。柳井正社長は「政治的な立場はとらないよう指導しており、今回の行為は大変遺憾」としながら、「中国の従業員は激しく動揺している。個人の安全問題もある」と、理解を求めている。
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警察指示で上海ユニクロに「尖閣は中国領」の紙

読売新聞 9月20日(木)17時43分配信
 ファーストリテイリング柳井正会長兼社長は20日、反日デモが行われた14日から15日にかけて、上海の地元警察が「尖閣諸島が中国固有の領土であることを支持する」との内容の紙をユニクロ店舗に貼るよう指示していたことを明らかにした。
これを受けて中国人店長が独断で約40分間、紙を貼り出したという。
同社によると14日夜、上海郊外のショッピングモール「開元地中海広場」のユニクロを含む日系数店舗が地元警察に呼び出され、翌日からの大規模デモに備えた安全確保策として、「支持釣魚島是中国固有領土」と書いた貼り紙を掲示するよう指示されたという。
ユニクロの店長は当初、政治・外交問題に関与しないとの社の方針に従って、指示を無視していたが、15日正午ごろになって、デモの数が1000人以上に膨れあがり、地元警官から改めて「もっと大規模なデモが来る。直ちに貼るように」と強い口調で言われたため、デモ隊が通り過ぎるまでの間、ショーウインドーに貼り出したという。
一方、この貼り紙がネットに掲示されたことから、日本国内では同社に対し、消費者からの抗議が相次いでいる。ピークの16日にはメールで413通、電話で67件の批判や抗議が寄せられ、その後も抗議が続いているという。
.最終更新:9月20日(木)17時43分
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ユニクロの柳井会長の渋谷区大山町の大御殿は笹塚の自宅の町内で徒歩3分。千代田線代々木上原を使う時は、その城壁の横を通るのですが、このご時世で、自宅庭園内にゴルフの打ちっぱなしの練習場があるほど。
これぞ、「成功者の証し」という悪趣味なものです。よって、日本国内にも相当な「敵」がいるのです。
「敵」といっても「資本主義」の社会ですから、柳井会長が一方的に悪いのではなく、むしろ「逆恨み」の部類に入るのですが、ユニクロの快進撃の裏側には「撤退」「倒産」「失業」を余儀なくされる日系のアパレル産業が星の数ほど存在することが、一方の事実です。
中には大借金をかかえて倒産し、中国での工場を泣く泣く明け渡し「自殺」に追い込まれたという日本人アパレル経営者も複数存在します。
それまで、柳井会長のせいだと言われたら、かなわんでしょうが、実際にそうだ、と思い込んでいるアパレル関係者は、他業種から見るよりはるかに多いことも事実です。大きな工場を持っているアパレル会社も、実は中小零細企業という例も少なくなく、喰うや喰わずの自転車操業で頑張ってきたけど、ユニクロで3000円台の羽毛ジャケットが発売された瞬間に、みんなバンザイして首をくくったという都市伝説は、もう数年も前から業界では事実として流れています。
それとはまったく別問題ですが、中国との対応。
こちらがあちらを「異常」と思うのと同じように、あちらもこちらを「異常」と認識しています。同じ法律なら司法に委ねる手段もありますが、バカ評論家が言うように「話し合い」で解決できる問題ではありません。
是か非か、良し悪しは別として、自分がもし「ユニクロ上海」の立場だったら、どうしていたか、冷静にすべてのことを瞬時に判断し、「腹を決める」訓練を、国民全員が決行する時期が来ました。
もはや「グレー」は存在しません。「白」か「黒」か?「闘う」か「差し上げる」か?「守る」か「逃げる」か?二つにひとつしかないのです。
「訓練」と書いたのは、災害時の「避難訓練」を連想してください。東北のケースでも「非難訓練」に参加された方の避難率の方がはるかに高かったことが証明されています。