少数派日記

社会派エロブログ、少数派日記です。

“安藤総理の少数派日記”

1359 食欲の秋2

本日10/09、朝は家人が出かけてから、家人用のパンの耳2枚、冷凍庫から盗んで焼いて食す。三宿、軍人病院にて診察。
皮膚科の看護婦さんにインサイドキンタマ、いわゆるインキンについて、感染ルートの独自案を披露したところ「安藤さんは、なんでも知っていらっしゃるんですね、素敵です」と言われ、大いに照れる。インキンの感染ルートの発表で女性から「素敵です」と言われたのは、おそらく僕が世界で初ではないか?。隠れノーベル賞と褒めていただきたい。インキンに関しての知識なら、あんまき高校柔道部の松井くんの方が、ずっと上手。いや、まてよ、ラグビー部に「インキン先輩」と呼ばれていたフッカーがいたな。スクラムの際、ロックをやっていた僕はポジション的に、きゃつの股間に手を入れなければならなかったから、そらもう、命がけだった。男同士の友情ならぬ、青春はインキンの繁殖する季節でもあった。
本日、たまたま、大好きな目黒のベーカリーのおばさんが軍人病院にパンを売りに来ていた。月2回しか、行商許可が下りないそうで、いつもいるわけではない。僕はおばさんがいれば、必ずここでコンビーフパン120円を複数買う。本日はコンビーフパン2個と、たらこむすび1個150円、さらに懐かしさに負け、あまり欲しくないけど、チョココルネ1個120円の、合計510円のお買い上げ。
午後から、渋谷で、岡山大学の粟屋教授が海外臓器移植について、僕に話を伺いたいというので、渋谷に出る。少し時間があるので、東急の北海道物産フェアに行く。あちこちで、ウ二、いくら、カニをふんだんに使った北海道弁当を売っているが、このご時世に、どいつもこいつも1200円とか1300円とか、ひどいのは1500円、中には2000円のものも・・・。売れる道理がない。北海道の物産業者さん・・・東京・渋谷=金持ち・・・と夢見て来たは、いいが、もうそんなバブリーな時代じゃない。行列が出来ているのは一杯700円の札幌ラーメンのブースのみ。特設ブースまで作ったカウンターの鮨屋は、水商売系の女性がひとり、カウンターにいるだけで、中に居る板さん4人は所在なさ気の毒な雰囲気。僕にできることなら、なんとか協力してあげたいのだが、値段を見て、撃沈、そら無理な相談です。デパートが35%も抜くから仕方がないか・・・。
というわけで、東急の屋上で、おばちゃんのコンビーフパンと、たらこむすびでランチ。弁当を広げる節約OLさんや、地下食堂街で買ってきた弁当を広げる老婆、行き場のない浮浪者、くたびれた中年リーマン、菓子パンで昼食を済ませる若いリーマン、そして、おこぼれをもらいに来た鳩たちと、同じひとつの景色の中に、僕も違和感なく染まる。
生まれて初めて、ハチ公前で、人と待ち合わせた僕だが、「田舎者ですみませんが」と昨夜、おそるおそる、僕に電話をかけてきた大学教授は、なんと、渋谷のスクランブル交差点を初めて見たという。
その話は別項で書くとして、西武5階のトップスの喫茶店でコーヒーとマロンケーキを馳走になる。
夕刻、バスで帰宅。夕食は、やはり渡米前に半分だけ食べたボンカレーの残りを冷蔵庫の奥に発見。中を覗くと、カビが少し生えた程度、チンすりゃ問題ない。レトルトのご飯を半分盛り付けて、そこにカビボンカレーかけてチン。家人たちが、テレビの天気予報に集中している5分間の虚をつきレンジを無断借用。そそくさと自室に持ち帰り、サントリーオールフリーでやる。幸せではないが、不幸せでもない。
これが、おばちゃんのコンビーフパンとチョココルネ。このイビツさが、いかにも手作り。これは、明日の朝ご飯。本日の食費、朝0円、昼250円、夜100円+100円÷2=100円。これでいいのだ。

お詫び・・・どういうわけか、突然、写真のアップが出来なくなりました。後日、掲載いたします。