少数派日記

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“安藤総理の少数派日記”

1374 いよいご決戦・言葉学2

たまたまタイムリーで、こんな原稿が来たので、まず転載しようと思います。余談ですが、東京中日スポーツを辞め、フリーランスになったころ、一年だけ専属で記者を務めたことがあります。まずは、ネット配信されたデイリースポーツの記事をお読みください。
ーーーーーーーーーーー以下転載ーーーーー
高木監督激怒「オラァ!!」権藤コーチとCSで確執再燃
デイリースポーツ 10月22日(月)7時1分配信

 巨人がサヨナラ勝ちで3勝3敗のタイに持ち込み、最終第6戦へ勝負を持ち込んだ。九回、1死満塁で代打・石井義人内野手(34)が左前へサヨナラ適時打を放った。リリーフ陣が崩れた中日は、高木守道監督(71)が権藤博投手コーチ(73)に激怒。シーズン中からの2人の衝突が、大一番で再燃する事態となった。
71歳の怒号が響き渡った。試合後の関係者通路。痛恨のサヨナラ負けで逆王手をかけられた高木監督は鬼と化していた。待ち構える報道陣を「オラァ!!」と一喝すると階段を一段飛ばしで駆け上がり、真っ赤な表情で帰りのバスへ乗り込んだ。
“死んだふり作戦”で余裕を装っていた前夜までとは一変。勝負師の本性があらわになった。背信投球の岩瀬に「そんなことはピッチングコーチに聞いてくれ」と声を荒らげた。執念の継投をみせた救援陣にも「頑張ったからいいんじゃない?」と言い放った。
タヌキの将の化けの皮がはがれたのは九回だった。7番手で岩瀬が登場。延長突入を見越した権藤投手コーチの選択だったが、代打・矢野に中前打、続く古城にも右前打を浴びた。1死二、三塁から長野を敬遠し1死満塁。ここで山井に交代となったが、指揮官はふてくされたようにベンチで帽子をたたきつけた。
敗戦を告げる代打・石井の決勝打。山井の球威に押された飛球は皮肉にも左前へのポテンヒットとなった。権藤投手コーチは「短期決戦はいつも言うようにどっちに転ぶか分からない」と努めて冷静に現実を認めた。
投手起用を巡って今季71歳高木VS73歳権藤のバトルが繰り返されたが、日本シリーズ王手をかけたファイナル決戦の最中に、高木監督の怒りの矛先が権藤コーチへ向いた形だ。
すべては勝利への執念。日本シリーズ進出へ残り1試合に、中日は勝つしかない。百戦錬磨の指揮官は「泣いても笑ってもあと一つ。ちょうどいいんじゃない」と自らを奮い立たせるように話し、バスに乗り込んだ。
ーーーーーーーーーーー以上全文ーーーーー
いかがでしょうか?就任当時、あんなに柔和に見えた、優しいおじいちゃん、これが高木監督の真の姿です。
ただ、僕はこの高木監督の姿勢を非難も否定もしません。何故ならば、これが高木監督のもともとの姿で性格であり個性だからです。中日関係者なら、誰でも知っていることですので「何を今さら」の話です。
それを百も承知で監督オファーしたのだから、もし高木さんの性格を含め、采配を非難されるなら、それはオファーした中日球団にすべきでしょう。
こういう高木監督はかっこいい。そう、選手のために身体を張る。

高木守道の現役時代の超かっこええ映像を探しましたが、見つかりませんでした。以前にも紹介しましたプロジェクトXに若干、映っていましたので再放送します。

まあ、高木さんの現役時代を知っている者にとっては、神様的な存在であることは間違いないでしょう。
確かに立浪、荒木、井端と3拍子も4拍子も揃った名二塁手はドラゴンズにはおりますが、やはり総合面でのNO1は高木守道だと、僕は思いますが、どうでしょうかドラゴン斉藤さん? 背番号「1」も藤王、福留、堂上弟と続きますが、やはり高木守道でしょう。余談ですが藤王はもったいなかった。球団が育て方に失敗こいた。
(まだつづく)