少数派日記

社会派エロブログ、少数派日記です。

“安藤総理の少数派日記”

1402 横浜紀行6

話を10/25(木)に巻き戻そう。
馬車道の親切なメンズブティックのNNクンに店内を案内してもらった。こだわりのセレクトショップでバッグなど、革製品は専属のデザイナーによる、オール手作りの一点ものばかり。シカ革とか水牛革のバックとか珍しいものばかり。ワシントン条約で輸入が禁止になる前に、仕込んでおいた材料で加工したので、今後は入手困難だとのこと。僕には無縁だが、オシャレさんにはたまらん店かも。奥にはカウンターバーもあり、「お店が認めたお客さんには、お酒を出すこともある」とは女性のオーナーさん。当方、オシャレより、こちらに興味あり。
「Men`s 馬車道」(Tel 045-681-9223)
再び、関内駅方面に向かい、捜査を振り出しに戻した。昔は足で情報をつかんでこい、なんて言われたものだが、今やネット社会、パソコンやiphnを巧みに使いこなせる机上人間の天下だ。
きっと「親切丁寧な眼鏡屋 横浜・関内」で検索すれば、一瞬にして出てくるのだろう。便利な世の中だ。もちろんITに精通していればのことだが・・・。されど、昭和生まれのロートルは、自分の足で稼ぐしかない。
もう一度、知立の謎の男の話を回想してみる。そういえば確か「浜スタ」の近くと言っていた。ポイントを見落とした、なんたる失態。
方向を浜スタに定め、すれ違う眼鏡姿の老若男女20人以上に聞き込みをしたが、やはり誰も知らぬ存ぜぬときた。もしかしたら、これは謎男のつくり話、つまり虚言ではないか?ips細胞の心臓手術虚言が大流行したが、それに便乗した模造犯か?だが、何故、男はそのような攪乱戦術に出たのか、根拠が見つからない。
おお、ちょうど交通整理をしていた犬のおまわりさんを見つけた。聞いてみよう。
「眼鏡屋なら、確かに、浜スタの脇の交差点の角にありますよ、ワンワン。ただし、その眼鏡屋が親切丁寧かどうかは、本官にはわかりません、ワンワン」
「ありがとう、犬のおまわりさん、ワンワン。ところで、中畑清王監督に対するワン公発言はどう思われますか、ワン」
「愛情表現のひとつだと思います、ワン」
「さすがですな、ワンワン」
というわけで、暗闇に包まれた横浜スタジアム後方、つまり中華街方面に向かう交差点の角に、おまわりさんに教えてもらった眼鏡屋さんをついに発見、本当にここが「親切丁寧な眼鏡屋さん」なのだろうか・・・?
(つづく)