少数派日記

社会派エロブログ、少数派日記です。

“安藤総理の少数派日記”

1404 横浜紀行8

「えっ?俺が誰かって?誰かわからんの?」
「さあ」
「俺だよ俺!」
本人と対面方式の新たな手口の「オレオレ詐欺」か?
「俺だよ、安藤くん、おれ、ほら、あんまき高校で一緒だっただろ」
「確かにあんまき高校に店主に似た男子生徒がおりましたが、ここは横浜ぞ。あんまき市とは縁もゆかりもない町。まさか、そんなところで同級生がメガネ退治をしているとは信じがたい。何かの誤解では・・・」
「いつぞや、帰郷したおり、センチメンタルボボ山くんと、あんまき市役所のT課長と一緒に飲んだ時も安藤君の話題が出たよ」
「なに〜、センチメンタルやT課長のことまで知ってるの?じゃあ、キミは、もしかして、あんまき高校のIくんか〜。いや〜昔と変わっとらんな〜、面影が昔のままで、誰だかまったくわからんかったわ〜」
「それはどういう意味だ?僕は君が店に入って来たときから、すぐにわかったよ。もしかして、安藤君が言う、謎の男って、こんなメガネかけてへんかった?」
「そうそう、それ。そのメガネかけてたよ」
「そいつ、Uクンだよ、あんまき高校の」
「えええ〜」
「夏にふら〜と来て、そいつを買ってったんだ」
「あの居酒屋の謎の男はU村だったのかあ〜、そういえば、あの時も、ふら〜とやってきて、ふら〜と出て行った。やけに馴れ馴れしい奴だと思っていたら、あいつだったのか〜。そういや、あいつも昔のままだったわ〜」
「それ、どういう意味ですか・・・?」
と、そんなわけで、山井メガネと一番最初に気に入ったメガネの2つを所望。すぐに加工してくれた。以前、造ったメガネは、もう3年以上も前のもので、視力が変わり、新しいものでぐ〜んと見やすくなりました。

一番手前が一目惚れしたメガネ。一番最初に手にしたやつを購入。こういうのが「縁」ですな。その奥の黄色いゴーグルが山井仕様。インナーに乱視用のレンズが入り、外側は5色の色眼鏡と天候や気分によって、自由に取り替えができる優れもの。黄色は夜、車の運転の時、対向車のヘッドライトや、先行車のテールライトから目を守り、安全運転の助けになるのだとIくん。「いらっしゃいませ」と出迎えてくれた女性は奥さんだった。なかなかやるもんだ。
ところで腹が減った、せっかくの横浜だ、麺ラーでも食べて帰ろう。(つづく)