少数派日記

社会派エロブログ、少数派日記です。

“安藤総理の少数派日記”

1470 仏滅吉日

今回の中国での成果・・・9日金曜日の午後まで、50%以下と書きましたが、金曜日の夜に、プロジェクトのひとつであるゴルフ関連のミーティングが川沿いのオシャレなカフェのオープンデッキで行われ、具体的に前進したため、少し挽回しましたが、それでもまだ五割復帰とは参りません。翌日に賭けるしか・・・。
その夜は、中国人パートナーのCさんと、知り合いのママさんのリニューアルオープンのクラブへ。僕らが着いた時刻は午前0時少し前、盛大なパーティーの残骸と、この店ではお目にかかったことがない、大勢の日本人酔客が呂律の回らなくなった舌先で小姐たちを口説いていました。
僕とCさんは、いつもの個室に通された。
小姐との会話の中で、「どうして、好きな人と結婚したのに、離婚とかするの?」と言う質問が出た。「それはね・・・」と僕が答える。
それは、男が思っている「幸せ」と、女が描いているそれとが、根本的に違うからだ・・・と思う。結婚したての若いころは、奥さんは旦那が早く帰宅することを願う。そして赤子が生まれれば、家事もきつくなり、その思いはさらに募る。
反面、まだ社会人として、会社人として半人前の旦那は職種にもよるだろうが、企業奴隷として、終業後もクラブ活動、土日はゴルフ接待など、プライベートタイムを犠牲にして、上役や得意先との「ツキアイ」がある。これが、なかなか女性には理解しにくい。「クラブ活動も、ゴルフも遊びじゃないか」と表面的にはそうだし、道理として、女性の意見の方が正しいのだが、そんなことをまともに聞き入れて、直帰するリーマンは出世などできるわけがない・・・とされてきた。
男は家族のために少しでも多くの食糧や子供のミルク代を稼ぐため、行きたくもないクラブで、しこたま酒を飲み、肝臓と時間を犠牲にして、小姐の顔を観に行くのだ。女のいう通り、そんな場所で、資料を出して仕事の話をするバカはひとりとしておるまい。興ざめというやつだ。だから女の言い分は間違っていない。
まともなビジネスは酒席やゴルフ場では成立しない・・・というバカもいる。まったくその通りだ、異議はない。しかし、ビジネスというものは、お互いの情報交換の場であり、信頼関係が無ければ成り立たない。では、酒場やゴルフ場で信頼関係が築けるのか・・・と問われれば、必ずしもそうだとは答えにくい。ただし、会議室では得にくい、情報を得ることができるのは事実である。だからして男は無理して我慢して、家族のために酒を飲みに行くのだよ・・・アケチくん。と小姐に諭す。Cさんも「まったくその通り・・・女の理解が足りないんだよ」と僕に加勢する。
小姐が言う。「でも安藤さんとCさんの場合は、ただお酒が飲みたくて来てるわけでしょ?それとアケチくんって誰ですか?お友達?」
「バカ言うな!」と僕が言う。「キミに会うために来たんだろ。酒、飲みたいなら部屋でひとりで飲んでら〜い」と言って調子こく。ピラニア軍団たちとは永〜いお付き合い。この店の小姐たちは、みな性格もよく、客を「獲物」と捉えていないので安心できる。
ささやかに飲み、Cさんの車で最後の締めで「善人商店」におじゃまする。時刻は深夜2時。奥のカウンターで善人夫妻と僕とCさんでささやかに缶ビールを飲む。このところ大挙して押し寄せたロシア軍が頻繁に店にくるようになった。
善人商店は名古屋出身の日本人男性と中国人の奥さんが経営する雑貨店。この時間まで開いている店はなく、いろんな人種、いろんな職業の方々が訪れる。
「明日は朝早いので、そろそろ寝ましょう」と3時に店を辞す。Cさんとの約束は午前8時30分。4時間は寝られそう。
帰り際、実は前日、12/06に行われる天草まりか会でパパたちに飲んでいただこうと思い、中国の酒を注文しておいた。ところが、中国人の奥さんが「お土産にしてください」と言って代金を受け取ろうとしない。僕は旦那さんに「なんとかしてください」と訴える。「妻は北の出身ですから、北の人間はそういう習慣で、妻は絶対受け取らないと思いますので、安藤さん、諦めてもらってやってください」と言う。
困った。「実はこれ、僕が飲むわけではなくて、まりんかパパに贈るんですよ」。
「えっ、あの天草の麻梨花ちゃんのパパにですか?」「そのつもりなんです」
僕は「酒」の用途を伝えていなかった。「だったら、なおさら、もらってやってください。妻も喜びます・・・」ということで、中国白酒54℃、「善人商店」さんよりいただきました。
部屋に戻ると、見知らぬ中国人のおじさんが隣りのベッドで寝ていました。僕に届けられていた、前日の人民弁当が発砲スチロールの中で冷たくなっていました。少し空腹だったので、暗闇の中、闇鍋感覚で少し、つついてみました。
「空腹こそ 最強の調理人」酔いと疲労と睡魔と空腹と見知らぬおじさんの中で食す冷え切った人民弁当・・・気がつけば、ほとんど食べてしまいました。