少数派日記

社会派エロブログ、少数派日記です。

“安藤総理の少数派日記”

1437 twilight skyline jal

ここで、ミスターロンリーでも流れてくれば、きっとひとすじの涙がほほをつたうだろう・・・。
なんて、思わせるtwilighi skyline(たそがれ時の雲海稜線)・・・。広州発成田行きJAL856便(15:15→20:10 2012/11/11 実際の飛行時間3時間50分)。乗り慣れた便。やはりJALはいい。
以前も書きましたが、もし広州便に乗る機会がありましたら、行きは「K」サイドの窓際を。そして帰国便は「A」サイドの窓際を予約してください。
行きは東京横浜の上空から都市をながめ、富士山を上から見下ろせます。帰国便は西に沈む太陽が、雲の白と宇宙の黒の狭間で5色のスカイラインを引きます。
飛行機でも汽車でも移動時間は貴重な睡眠時間。しかし、景色も見たい、本も読みたい、ビデオも見たい、酒も飲みたい、なんとも欲張りな僕は、そのすべてを常にかなえます。強欲なんです。
雲の上を飛行するので、黄昏雲海稜線は西側の席を取れば必ず見ることが出来ます。ずっと窓の左サイドに、黄昏を感じていると、次第に、そのラインが視線の後方へと移動します。これは機が上海上空に差し掛かり、大きく、約90度の角度で右旋回し、東京へ、つまり広州から北へ向かった進路を東へと転換します。そのため黄昏稜線は機の尾翼へと流れ、窓には宇宙の闇が広がってくるのです。
さらにしばらくして、機長から、着陸態勢の合図が流れます。機が下降を始めると、遠くに見えていた千葉の街の灯が、だんだんと近づいてくるのです。反対側の席は海に面しているので、ところどころに漁船の灯りは見えるもですが、心細くなるだけです。
この日はJALのCAさんに名刺を渡し「少数派日記」を宣伝しました。読んでくれているでしょうか?
この日の機内食も行きと同様に満点です。頑張っているなあ・・・伝わりますよ。
こんなかんじです。

サイドに定番の稲庭うどんと薄味の季節の煮物。しいたけの下から蛯入りの煮凝りがこんにちわしたのはちょっと感動。

メインはチンジャオロースと卵炒飯。

サラダも新鮮でみずみずしかったです。

そして赤ワインで。味噌汁もグー。スカイタイムは以前の柚子味の方が好きです。

最後はキング・オブ・ザ・アイスのハーゲンダッツ。自分で買う気になれないのでこういう時に。なんとも美味。一番でかいやつを抱えて喰いたい。

質問=「どうして食べ物の写真ばかりで、肝心な黄昏稜線の写真が一枚もないのですか?もしかして作り話ですか?」
答え=「すみません、見とれてしましました。弁当はデジカメで撮れますが、あの景色はきっとデジカメでは無理です。はなから諦めていました。ぜひ、自身のおめめで観てください」