少数派日記

社会派エロブログ、少数派日記です。

“安藤総理の少数派日記”

1453 安藤総理大臣21

2011/07/11 NO705 「安藤総理大臣20」より16カ月ぶりの登場です。
ランチタイムの日替わり定食とは、つまり「曜日変わり定食」みたいなもので日にちが変わっても曜日が同じなら、月曜日はやっぱり「コロッケ定食」で火曜日は「焼き魚定食」になるわけですが、今回の政戦は、まさに「日替わり政党」の乱立でオモロ〜過ぎて目も耳も離せませんな〜。楽しんだ方が勝ちでっせ。
40歳過ぎの方におたずねします。これまで政権や政治家や大臣が替わって、自身の実生活において、何か画期的に好転したと感じたことがございますか?
「ある」と感じた方は、ぜひ、具体的に教えていただきたい。
僕の場合、一生懸命考えましたが、ありませんでした。
消費税が無かった時代は、1万円の商品は1万円で買え、アメリカに行くと、すべての商品にTAXが加算され、5ドルのマクドナルドは5ドルでは買えず、超面倒くせえ国だなあ・・・というイメージが強く残っています。
みなさん、よ〜く考えましょう。
1万円が1万と300円になり、現在は500円(外食ランチが食べれます)。で2年後にはそれが1000円に(外食ディナーを食せます)。消費税だけではありません。住民税など、実に17項目の税金が増税されるのですよ。
それが、たとえば東北地方の復興予算として賄われるのなら、ともかく。そうでないことは、今さら説明する必要もありませんよね。
知人の小田原の蒲鉾屋さんは、消費税を支払うために銀行から借金をする同業者が急増しているのだと、嘆いていました。
「消費税は顧客から獲るのだから、カンケーねえだろう・・・」と言うのは素人と机上の学者と保身の政治家のみで、現状はまったく違います。
消費税が増えても、収入が増えるわけではなく、当然、食費も何かがリストラされるわけです。となれば主食以外の副食と贅沢品。蒲鉾は健康食品、日本の伝統食品であるにも関わらず、先の二つのカテゴリーに入るため、真っ先にリストラの対象となるわけです。
「ならば、小さめに作って、安く売ればいいじゃん」というのも素人考えで、なんでもそうでうが、そうは簡単に行きません。
原材料の高騰もあり、人件費、光熱費を極限まで落としても売れないことには話になりません。大きさを変えるにも型を変えるには数百万、あるいは数千万円の単位で投資が必要になるのです。材料費を落とせば、当然、味や品質が落ち、みなさん職人ですから、そこまでするなら腹を斬って廃業して野垂れるだけです。
高価なものでも、せいぜい1000円の蒲鉾ですが、それでも庶民には買うのに勇気が必要です。それが「1100円」では、また今度にしましょう・・・となってしまうのです。
結局、消費税の中から人件費や材料費などの経費を算出せざえるを得ない状況で、最終的には自らの首を絞めるように、銀行へと向かうのです。
そして、銀行もさすがにバカではないので厳しい条件をつけてきます。
景気が復調すれば、蒲鉾も売れるでしょうが、現行経済は、その真逆、デフレスパイラルの出口は、まだ遠い先、それもあるのかないのかすらわかりません。
結局、返す算段もなく、消費税納税のために借りた金は、返済不能となり、祖先様より受け継いだ土地屋敷は、銀行の競売物件となり、新聞広告に告知されるのです。
今回は、たまたま蒲鉾屋さんの例をとりましたが、すべての製造業、小売業にとって同様のケースです。「おいらはサラリーマンだから安心だい」と言っているトヨタの人たちも、すでにケツに火がついておりますぞ。
中国での販売は前年比58%減。これは凄い危機的な数字ですぞ。国内だって消費税10%になったら、300万の車買って、30万の消費税、ちょっとしたひと月分の給料でっせ、だんな。
そんなわけで、減税日本河村たかし頑張れ!
安藤総理の出番があれば、いつでも行きまっせ。(つづく)
追伸・・・ 河村たかし・・・「燃えよドラゴンズを国歌に・・・巨人が負けると気持ちええ」発言最高です。(3:10〜4:20。余分なところはスル〜してね)
オマケ・・・落合の爆笑発言「真剣に勝とうと考えていた者はただひとりだけ、それは私です」。「選手は3位以内に入ってCSで勝てばいいと思っている」ですと。笑止。マジに笑いが止まりません。本当にコイツときたら・・・。(7:25〜最後)