少数派日記

社会派エロブログ、少数派日記です。

“安藤総理の少数派日記”

1514 カウントダウンクリスマス4

あまく、少し切ないクリスマス・・・
きっと、あなたにも こんな想い出が・・・
「少数派日記」過去ログから。


「543 サンタが来たぞ!(2010/12/25)」


深夜というか、あれは明け方だったのかな?午前3時〜4時くらいだろうか?僕は、部屋に備え付けの洗面台の水道の蛇口から勢いよく、水が流れる音で目が醒めた。

コンシェルジェがほぼ1時間おきに、生存確認のために部屋に訪れるのだが、ドアから覗くだけで、中まで来ることはまずあり得ない。しかし、僕は念のために、昨夜の担当コンシェルジュに確認してみた。

「昨日、部屋に入って来た?」

「いえ、入っていませんよ」

「本当は?」

「いえいえ、いつものように覗いただけですよ」

「中に入って水道の蛇口あけたでしょ」

「いえ、そんなことしてませんよ。えっ何かあったんですか?」

「いや、確認です。蛇口あけてなければ、いいんです」

「やだ、教えてください」

「いや、忘れてください。申し訳ない」

「何があったんですか?」

「誰にも言わないでくださいよ」

「ええ言いません」

「実は、夜中に突然、水道の蛇口が開いて、ジャージャーとものすごい勢いで水が出たんです。僕は、それで目が醒めて、蛇口の水を止めて、また寝たんですよ」

「マジですか?」

「冗談で言える話しではないでしょう」

「やだ、怖い。いったい誰が・・・」

「容疑者は3人いる」

「え〜、誰ですか、教えてください」

「まず一人目は、お前だ」

「いっ、いえ、違います。信じて下さい。本当に私じゃありません」

「だとしたら、二人目はオバケだ」

「キャ〜怖い・・・嘘でしょ、嘘だと言ってください」

「君はかつて、この部屋でオバケを見たことがあるのか?」

「ありません、ありません、もう許してください・・・勘弁してください」

「もし幽霊の仕業でないとしたら、考えられるのは、もうあやつしかおらん、それは・・・」

「あっ待ってください、待ってください、もう言わないで・・・、私、怖い」

コンシェルジュは震えながらしゃがみこみ、そのしなやかな両手でまろやかな耳をしたたかに塞いだ。その目は恐怖におののいていたが、うつぶせた美しい顔を、恐る恐るだが、上目づかいにあげて見せた。

コンシェルジュは、僕の口から真実がこぼれるのが、よほど恐ろしかったのだろう、目を潤ませながら、首を横に振った。しかし、僕は真実を伝えなければ、ならない立場にいた。僕はしゃがみ込み、彼女と同じ視線の高さになった。彼女の両手をそっと耳からはずし、彼女の目を見つめた。ようやく彼女は観念したかのように、コクリと頷いた。

「もし、君でも幽霊でもないとしたら、やはり犯人はあいつしかおらん」

「はい・・・」彼女はため息ともとれる、返事をした・・・。

「犯人は・・・犯人は、サンタさんだ・・・」

「キャア〜ア〜ア〜・・・・・・・・」

彼女は腰を抜かした。そして立ち上がり「アンドーさんのバカ〜。だから言わないで・・・っていったのに」と大粒の涙を流しながら、ダッシュで病室を飛び出した。

「いったい、あなたと彼女の間で何があったのですか?」

あわてたコンシェルジュ仲間が飛んできて、婦長さんが、僕にそう尋ねた。

「いや、たいしたことではない・・・」僕はそう答えた。

僕たちは5階の病室の窓から、病院を出て、敷地内にある自分の寮に向かって走る彼女の後ろ姿を、そっと見守った。

「おそらく彼女のところには来なかったのでしょう」と僕が言うと、

「サンタさん・・・・ですか・・・?」と婦長が補足した。


ごめん、アップしといて申し訳ないけど、まだまだ「少女時代」「KARA」の足元にも・・・。

あの冬の日、ロスの空港で、安藤総理に向って「サ・イ・テー」と言って睨みつけた女・松田聖子。知らんがな、FLASHに頼まれて写真撮っただけだがね。それもバカチョンカメラでさあ・・・。あんたの元旦那がキレてカメラマンに暴行してたシーンだけどね。
最後に、隠れクリスマスソング、ユーミンの「12月の雨」をアップしたかったのですが、本人画像が見つかりませんでした。残念です。サザンは全部、ブロックされていますし・・・。
では、メリークリスマス。