少数派日記

社会派エロブログ、少数派日記です。

“安藤総理の少数派日記”

1557 結局こうなる核汚染処理

原発で政府・官僚・天下り役人と東電をはじめ各電力会社が、まずボロ儲けする。で、事故処理では、天下り先の外郭団体が、処理資金(もちろん税金でっせ)で第一次ピンハネを行い、下請けの大手ゼネコンに発注する。ゼネコン野郎が第二次ピンハネして、子会社に回す。
「ポッポッポ〜鳩ポッポ 仕事が欲しいか そらやるぞ〜 みんなで仲良く除染しろ〜」方式で、通常5〜6次くらいピンハネされて、最終的に末端業者がカラスやら鳩やらが、さんざん食い散らかしたカスをもらう雀の涙で被爆しながら、せっせと作業する実態。当然というか、普通こうなるよな。作業員だって人間だ〜い。本来、東電社員が不眠不休無給でやるべき仕事じゃないのか?
しかも受注したゼネコンは監視も怠るテイタラク。管理者責任はどうなるのだろう?まあ100%、実行した末端業者に押し付けるんだろうけどね、チャンチャン。
ーーーーーーー以下ネット配信記事転写ーーーーー 


「手抜き除染」横行 回収した土、川に投棄

朝日新聞デジタル 1月4日(金)5時46分配信【青木美希、鬼原民幸】東京電力福島第一原発周辺の除染作業で、取り除いた土や枝葉、洗浄に使った水の一部を現場周辺の川などに捨てる「手抜き除染」が横行していることが、朝日新聞の取材でわかった。元請けゼネコンの現場監督が指示して投棄した例もある。発注元の環境省は契約違反とみて調査を始めた。汚染廃棄物の扱いを定めた特別措置法に違反する可能性がある。

■福島第一周辺、環境省が調査へ

 環境省は昨夏以降、福島県内の11市町村を除染特別地域に指定し、建物や道路、農地などから20メートル内の本格除染を始めた。それ以外に広げるかどうかは今後の課題だ。これまで4市町村の本格除染をゼネコンの共同企業体(JV)に発注した。楢葉町前田建設工業大日本土木など(受注金額188億円)、飯舘村大成建設など(77億円)、川内村大林組など(43億円)、田村市が鹿島など(33億円)。

 環境省が元請けと契約した作業ルールでは、はぎ取った土や落ち葉はすべて袋に入れて回収し、飛散しないように管理しなければいけない。住宅の屋根や壁は手で拭き取るかブラシでこする。高圧洗浄機の使用は汚染水が飛び散るため雨どいなどごく一部でしか認めていない。洗浄に使った水は回収する決まりだ。
ーーーーーーーー以上ーーーーーーー


こんなことが日常茶飯に行なわれているんだって。汚染残土がどうのこうのの問題以前に河川から海、枯葉から山に垂れ流しじゃん。語弊があったら削除しますけど、これってサイレント被爆・・・つまり「静かなる広島・長崎・ベトナム」じゃないのか。海と土と空気と雨が汚染され、日本から世界に発信する核ウイルス現象。大袈裟と笑うなかれ、あのチェルノブイリでさえ、風が届く範囲の食物は核汚染された事実があり、福島はその比ではない・・・という専門家も大勢いる。大人は長年、原発を推進した自民を選んだ責任も含めて、被爆も仕方あるまい。されど、お子はどうするよ・・・という話。チェルノブイリのその後が、日本の近未来を映している。
目をそむけずに、この動画をご覧ください。


近年、知人の弟さん(40代)が、ベラルーシの女性と結婚されました。女性はチェルノブイリ被爆者です。現在、精密検査を受けても、彼女自体には異常はみられないそうです。ただ、現地の医師からは、生まれてくる子に対しては責任は持てない・・・と彼女だけではなく、ほとんどの女性がそう言われているそうです。彼女はそのことを弟さんや、知人家族にも告げたそうです。で、知人のご家族も了承された上で結婚されました。
美しい話でもありますが、悲しい話でもあると思います。
自民が政権を握り、日本は、間違いなく原発再稼働の路線を邁進するのです。


汚染処理の垂れ流しの実態の動画も見れるでよ。
http://www.asahi.com/national/update/0104/TKY201301040001.html?ref=yahoo