少数派日記

社会派エロブログ、少数派日記です。

“安藤総理の少数派日記”

1735 31万5196人未だ帰れず

2013年3月11日、午前4時ちょうど、世界で一番不安な朝に、突然目覚める。
枕元にあるマナーモードの携帯に手を伸ばし、時刻を確認。「まだ4時か・・・」。ベッドわきの尿瓶(プラスチック製)に排尿、クスリ臭い、濃い色の尿がたっぷり出る。まだ、灯りも点けれず読書もままならない。起床時刻まで、あと2時間、眠らなくては・・・羊を数える。


そして、部屋の激しい揺れで、ふたたび目覚める・・・。
ついに来たか・・・。飛び起きて、サッシの窓を開け、外を見る。木々が激しく揺れている・・・。二階で寝る、仮面ライダーたちは大丈夫か?咄嗟に思う。
揺れが激しく、窓のサッシにつかまる。「とにかく窓を開けろ!」と叫ぶ。逃げ道を確保しなければならない。
「あれ?・・・オレ、今、病院だよな・・・?」ふと気がつく。
あわてて携帯電話を取り出す。ライダーたちは無事か・・・?とボタンを押す。
「あっ、オレ、歩けないんだ・・・」また、ふと気づく。
相変わらず眼下の木々が波打っている。
他の患者たちも二人、三人と集まってくる。
「これ地震ですよね?」と私が尋ねるも、彼らの返事がない・・・。
「あれっ? これって、もしかして夢?」ふと気づく。
そして、夢の中の自分が、夢の中で目覚める・・・。
「ああ、なんだ夢かあ・・・ああ、よかった・・・」
と夢の中でそう思う。
そして夢の中でまた眠りにつく。


そして、世界で一番不安な朝を迎える・・・。
まったく同じ光景・・・サッシを開ける・・・ライダーたちは無事か?・・・歩けない・・・「これ地震ですよね?」・・・無言の答え。
だが、「さっきのは夢だったけど、今度は本当の地震だ・・・ヤバい、歩けない・・・」
そして夢の中でまた目覚め、また眠る・・・。


さらにもう一度・・・。
夢の中で三度・・・同じ夢を見ました。
こんな経験は初めてです。
きっと誰かが、うったえている。
「書け 書け もっと書け そして 伝えて欲しい・・・」と。


被災者の7割以上の方々が、国民の被災地への関心の低下、風化を感じているという。
2年、730日、1万7520時間も経って、何も変わらぬ被災地、むしろ悪化する放射能汚染、復興予算の不透明な垂れ流し、東電・政府の偽装と隠ぺい、マスコミの営利最優先報道、火事場泥棒に震災詐欺、被災者の二重債務、国内外からの義捐金日本赤十字が法外な手数料(一説には全体の25%)をピンハネしたあげく、銀行で寝かせて金利まで貪ってから配布するというあさましさ、バカ議員どものパフォーマンス、未だ届かぬ義捐金と善意の物資、人命より規制を重んじるバカげた司法・・・。
この国は、いったい、どうなっちまったんだろう・・・?
いつから、こんな悲しい国になっちまったんだろう・・・?


朝のニュースで陸前高田市鳥羽市長が訴えていました。
「2年経って何も変わっていません。復興はスピードが命、住む場所も仕事もなければ、住民は分散して、若い人が帰らず、過疎化してしまう。しかし、国は規制規制で、まったく先に進みません。どうして超法規的措置をとってくれないのでしょうか?地方分権化という言葉は国に都合よく使われています。地方が本当に欲していることは国がやる・・・という。どうでもいいことは地方がやれ・・・と。今、早急に必要なことは、住む場所がない人たちの住居です。家を建てるにも資材が来ない。ゼネコンさんにも協力いただいておりますが、入札入札と正規の手続きを踏まなくてはいけない。これに(行政上の)膨大な手続きと時間がかかり、ぜんぜん前に進まないわけですよ。そしてマンパワーという人手が足りない。仮に県外から応援に来てくださったとして、その人たちが寝泊まりする施設すらない状態なんです・・・」


どうして民主党自民党の政権は、こういうところに復興予算を回さないのだろうか? 復興予算で、まったく関係のない都道府県に穴を掘り、また埋めて使途不明の道路や、天下り様用の箱ものを次々と建設するのだろうか?


政治家やマスコミは、私利私欲の中国政府、韓国政府、ロシア政府、北朝鮮政府を非難批判するが、安藤総理から言わせれば、日本の官庁、政治家も東北復興予算を食いモノにする同じ穴のムジナハイエナに過ぎない。


日本国民よ、もっと怒りを持て!
そして東北に目を向けて、可能な限り、応援しよう!
東北の肉、野菜、魚、米を食べ、酒を飲み、力の限り支えましょう。
被災地に必要なものは何か、どうしたらそれが正しく届くのか、もっと深く考えましょう。
東北が復興しなければ、日本は復興しません。
東北を変えなければ、自分たちの明日も変わりません。
地震大国ニッポン、東北の姿は、一寸先の自分の姿であることを、強く強く認識していただきたい。


ーーーーーーー以下ネット記事転載ーーーーーー

東日本大震災2年>なお31万5196人避難 帰還進まず

毎日新聞 3月11日(月)0時43分配信


 「関連死」を含め2万人以上が犠牲となった東日本大震災は11日、発生から2年を迎えた。特に被害の大きかった岩手、宮城両県では住宅再建が徐々に進みつつあるものの、地域による「復興格差」も目立ってきた。一方、東京電力福島第1原発事故に見舞われた福島県放射性物質を取り除く除染が遅れ、県内外に避難した住民の帰還は遅々として進んでいない。【樋岡徹也】


 10日は1773人が犠牲となった岩手県陸前高田市や、原発事故で住民1万960人が避難中の福島県大熊町が役場機能を移している同県会津若松市で、それぞれ追悼式を開催した。

 復興庁などによると、今も31万5196人が仮設住宅や借り上げ民間賃貸住宅(みなし仮設)に入居するなど、全国で避難生活を送っている。避難生活で体調を崩して亡くなった震災関連死も2303人に上る。

 高台や内陸への集団移転は、計画の9割を超える216地区(2万7611戸)が国の同意を得た。

 災害公営住宅(復興住宅)について、政府は15年度までに岩手県で計画の9割(5094戸)、宮城県で7割(1万1248戸)、福島県では2918戸を完成させるとの工程表を示したが、着工は現在3県で2640戸、完成も56戸にとどまる。

ーーーーーーーー以上ーーーーーーーー


3県合わせて1万9260戸の復興住宅計画。震災から2年経って完成が56戸で着工が2640戸で、2年後には15376戸を完成させる工程表とあるが、これが実現可能の数字だろうか?
着工中の2640戸と完成済みの56戸を合わせて2696戸。
1戸あたりの完成時間は、建物の質により異なるし、同時進行も可能なので、机上では可能な数字なのかも知れないが、陸前高田市長が懸念する通り、資材とマンパワーの確保、作業員の環境(飯場)の整備まで机上の計算に入っているのだろうか。どうせ、役人の考えることだから・・・と不安は尽きない。東北の冬は厳しい・・・一刻も早く・・と祈ります。


復興ソング「あすという日が」
http://www.youtube.com/watch?feature=player_embedded&v=ZhUJrKm-M7s